夏さ、また。

日々のことを、だらだら書いてるだけです。

声優ドラフト!理想の乙女ゲームを作ろう!!2

 お疲れ様です。有機栽培です。

 

  そういや去年、理想の乙女ゲーについて友人たちと語り合ったなって思ったら2018年の出来事でした。しかもその頃は確か大学生。時の流れって怖いなって思います。

 

 理想の乙女ゲームを作ろう!! - 夏さ、また。

↑以前の記事

 

 時は流れて2020年の年末。住む場所は変わりましたが、四半期ごとになんやかんや連絡をとってる我らオタク。互いにどんな仕事をしてるかはいまいちわかってないが、最新の推しの名前と現場は熟知してるオタク。年末年始や連休に予定がないと嘆くオタク。この歳も類を見ずに暇だった。

 

 そんなわけで数年ぶりに開催しました。理想の乙女ゲープレゼン大会。今回はちょっとゲーム性も追加しました。その名も「声優ドラフト」である。ルールは簡単!

 

①各々が用意してきた乙女ゲーのスターリーを簡単に紹介

②第一希望声優を同時に発表。被ったらその都度話し合い。これを繰り返し、攻略対象キャラの声優を確定

③1人ずつキャラを紹介していく

 

という内容である。ちょっと遊び半分で始めたのだが、友人Aはパワポでプレゼン資料を作ってくるぐらいの気合いだった。なんかもうすごい。

 

 ドラフトで困ること。それは友人たちの推し声優を熟知していることである。なので、高度な心理戦が要求される。私は中村悠一さんが好きで、友人Bも中村悠一さんが好きだ。あと友人Bは前野智昭さんも小野大輔さんも好きで他の友人と推しが被る。友人Aは神谷浩史さんに命をかけているし、刀剣乱舞の推しは山姥切国広で前野智昭さんが声を当ててる。

 

 世界一いらないことに脳のリソースを割きながら、自分の理想の乙女ゲーを作らないといけない。理想は妥協してはいけないのだ。しかし、被ったら理想は遠のく。難しい。コナンくん並の機転を効かせないと生き残れない。

 

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ドラフトはLINE通話しながら上記画像のように進めていく。これだけ見るとシュールである。本当は細かくここに記録したかったのだが、私は久しぶりの通話でありテンション上がりすぎてゲロ吐いて寝落ちしたので記憶が無い。LINEのグループ名は「宗教戦争」である。我々は、我々の信じる神のために戦う意志と覚悟を感じ取って欲しい。

 

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 どのぐらい酔ってたかと言うと、1万円札を財布のチャックに噛ませてビリビリに破いたぐらい酔っていた。画像フォルダを見たらこの画像だけあった。この1万円はこの後銀行で交換してもらいました。LINEでは声が途切れて「大丈夫??」と心配してる友人たちのメッセージに「だいよ 城沼」と返事をしていた痕跡がある。きっと大丈夫と打ちたかったのだろう。

 

LINEの記録を頼りに、ほかの友人が獲得した声優陣やストーリーをみて見よう。

 

友人A

嵐では二宮和也さん、声優では神谷浩史さんに命をかけている。嵐のラストライブの前に参戦。お前は参加する集まりを間違えている。

獲得声優(敬称略)

①駒田航②小野大輔内山昂輝西山宏太朗柿原徹也

講評

プレゼン資料をパワポで作ってきた猛者。内容は教師である主人公が、攻略対象キャラとの「しがらみ」を抱え、乗り越えていく内容。このしがらみがえぐめのトラウマのオンパレードで、精神をキリキリ痛ませるものばかり。なんで幸せな内容を作れないのか?前回は擬似家族で囲ってR18な内容を晴れた空の下でプレゼンしてきた。不幸になってからが本番らしい。

 声優陣は神谷浩史さんを外したのが意外だった。若手が多いのは、本人がツイステッドワンダーランドにハマったかららしい。特に駒田航さんには信頼しかないとの事。

 

友人B

 文豪とアルケミストという文豪擬人化ゲーに小野大輔さんが実装されることを信じてやまない。ジャニオタであり参加者の中で一番乙女ゲーをプレイしている。

獲得声優

中村悠一前野智昭古川慎榎木淳弥花江夏樹

講評

私と推しの被っている中村悠一さんと前野智昭さんを先手で取る勇気。あとは最近の乙女ゲーで活躍している声優で固める出がたいメンツである。この時は呪術廻戦が流行していたため、榎木淳弥くんが気になっていたとの事。最近のアニメや乙女ゲー界隈曰く、古川慎さんには信頼しかないので堂々の選出らしい。次の希望で名前を出そうとしていた友人Aが本気になって悔しがっていた。第5希望で花江夏樹さんがゲット出来たのはラッキーと喜んでいた。花江夏樹さんはどんな役もできるので、我々は重宝しています。(岡本信彦さんも同様)

 なおストーリーの方が私は酒で気絶したため全く覚えていない。アイドルものだったことだけ覚えてる。すっごい悔しい。第1回ではファンタジーものを提案しており、その緻密な世界観構成に脱帽した。

 

 ここから私の選出声優と、ドラフトの戦略です。気持ち悪い声優オタクを感じてください。

 

獲得声優

宮野真守遊佐浩二石川界人島崎信長岡本信彦

 

ドラフトについて

 友人Bと必ず被る推し、中村悠一さんと前野智昭さんは早々に諦めていた。他の参加者はこの2人のどちらかを第一希望声優としてノミネートすると読んでいたと思うので、あえて外しに言った形になる。なお、中村悠一さんはStarry☆Skyの不知火一樹、前野智昭さんはうたのプリンスさまっのカミュで私の中でレジェンド扱いになっている。

 

 ではどう戦略を立てるのか。当時羅小黒戦記を劇場で見た私は、優しい声色の宮野真守さんに落ちていた。どのぐらい落ちていたかというと、うたプリの最推しはカミュだと思っていたが、友人から借りて攻略する時一番最初にやっていたのは一ノ瀬トキヤだった。同じクラスの時は優しい男子だったと思っていたが、卒業して大人になったらあれは恋だったと気づくあの感じ。テレビに映るトキヤくんを見てハッとする。そう、私は一ノ瀬トキヤくんが好きだったのである。それに羅小黒戦記で気づいたのである。あとファンタスティックビーストのニュートと、雅マモル大好き。

 

 主人公をずっと守る、浮世離れしたキャラをさせたかったので、堂々の選出。確実に映画の影響が出ている。私は宮野真守さんの慈愛ボイスが大好きです。優しさが服着て歩いてるような。ベタベタに甘やかさず、そっと寄り添う慈愛ボイス。おいでって言ってくれ!!!

 

 2番選出は遊佐浩二さんだった。これも私的乙女ゲーレジェンドである、薄桜鬼の左之さんとうたプリの日向先生である。友人たちが乗り、母親が運転する車内で、薄桜鬼を私の本名でプレイされた上に音読されたのは懐かしい。関西弁の胡散臭い男を出したかった私は、全力で遊佐浩二さんを取りに行った。関西弁のちょっとアダルトな余裕を持った女性にモテるお兄さんをさせたら右に出る者はいない。主人公より年上で、外の世界に出してあげる役割を持っていたので、絶対着いて言っちゃうような誘惑最強ボイスが決め手である。「なぁ、逃げようや」って言われてぇな!!逃げる!!何を隠そうBLEACH市丸ギンも好きです。

 

3番目は石川界人さん。これも私がその時ハマっていてFGO斎藤一の影響である。この時はまだ出ていなかったが、後の2021年バレンタインボイス(通称心中)がエグすぎて、スタバの駐車場で友人がBluetoothで車内全体から流そうとするのを、恥ずかしいから恋しちゃってるから好きな人の声無理って止めたことがある。

 今まで石川界人さんの印象がハイキューの影山だったので、真面目そうな声の印象だったのだが、はじめちゃんで瓦解した。私は石川界人さんに馴れ馴れしく話しかけてもらいたい!!そんなわけで親友ポジションにつけました。ただ、主人公は世界を壊すかその親友を救うかという天秤と戦うわけです。そんな葛藤を全てお見通しで、自ら主人公に殺されるルート。その愛と達観を見てみたかった!!!

 

 4番目は島崎信長さんである。島崎信長さんはFGOのガチャを回してるイメージしかないのだが、顔が小池徹平さんみたいだなって思ってました。でも呪術廻戦の真人がすっごい良かったんですよ!!いやもう、あーー!!かわいい!!かわいい!!人生楽しそう!!恨めしそうな声とか、楽しそうな声とかすっごいいい!そこからズブズブハマりました。HoneyWorksのロメオとかかっこいいよね……てか地声がかわいい。ウィンクできないのもかわいい。なので、後輩枠に抜擢です。アルジュナのイメージが強いんですが、人間くさい役をやってもらいたかった。あと島崎信長さんはここには参加していない友人の最推しの1人になります。あいつの夏はFree!がないと始まらないらしい。

 

 最後は岡本信彦さん。前回友人とやった乙女ゲープレゼン大会でみんなが起用した岡本信彦さん。我々は、岡本信彦さんは明るいキャラでもサイコパスキャラでもなんでも出来るので、つい不幸なキャラにキャスティングしたがるのですが、今回はずっと裏切らない幼なじみ枠でチョイスでした。私は岡本信彦さんの声に善性を求めています。月刊少女野崎くんの御子柴のせいです。幸せにしたい。

 

 そんな裏話がある声優キャスティングでした。後半は数人の声優さんを候補に入れて、ドキドキしながらドラフトしました。ドラフトした後に、森川智之さんや杉田智和さん、櫻井孝宏さんや神谷浩史さん、鈴村健一さんといった、あいつ絶対選ぶだろキャラが選ばれなかったので、本当に全員本気で心理戦やってたなって笑いました。

 

 私も推しである安元洋貴さんや細谷佳正さんを外してるので、手堅く勝てる勝負をしたなって感じです。全員ベテランで固めず、若手も入れていくところが、まじで商品化狙ってそうでウケました。

 

 あとはおまけの私が作ったストーリー設定と、キャラクター設定です。読み直して、呪術廻戦が本気で好きだったんだなって思いました。あとすっごい恥ずかしかったです。友人に出した資料をそのままコピペしてます。

 

 

 

コンセプト

陰陽師×地方の都市。極力異能は出さない。運命は青年にしか発動せず、基本ベースは平凡な高校3年生の夏休み。主人公を空気にしない様に頑張るが目標。絶対羅小黒戦記と呪術廻戦を見た影響が出ている。春から、大彗星の9月までを描く。ルートによっては大彗星後に攻略が始まったりする。青年が少女の前に現れる→百鬼夜行を止めるのは不可能→せめて街をルートから外さないといけない→結界を張るために奔走→大彗星の日という流れで話は進んでいくよ。これを機にみんなが心の底で隠していた思惑が全部動き出す。何も知らなかったのは主人公だけ。

 

 

地方都市が舞台。高校3年生の主人公は書道部を引退し、何もない街で平凡な生活を消費する日々を送っていた。ある日、300年ぶりに地球に大彗星がやってくるというニュースを見た主人公。すると突然、着物姿の青年が現れた。大彗星は災厄の証であり、その日は全ての人ならず者が騒ぎたてる禍の日。大彗星と同時に発生する百鬼夜行を止めるために来たという青年に振り回されながら、少女と友人たちの最後の夏が始まる。

(コメント:歴史がモデルのストーリーか、陰陽師系のストーリー。そのどちらかにしかハマれないのか私は。妖系が好きなのは、確実にサンデーで連載してた結界師の影響です。)

 

用語

大彗星

 禍を呼ぶやつ。数百年に一度来る。人々は綺麗な流れ星だと思っているが、その本体は人々の怨念の塊。これが飛ぶと地球上の人ならず者たちが活性化して大変。毎回座標があり、座標に選ばれた者と街は大損害を喰らう。

 

百鬼夜行

日本で大彗星が通ると起きる現象。人に隠れて生きてた化け物たちが自分を抑えきれなくなって姿を現す。暴動みたいなもの。起きると街中が食い荒らされる。

 

攻略対象キャラ

 幼馴染(突き抜けた馬鹿)、幼馴染(真面目・化物)、従弟(大学1年生・陰陽道の使い手で強い)、後輩(呪われやすい)・青年(時をかける陰陽師

 

 

主人公 大湊 結衣

 元書道部の高校3年生。字が綺麗なことしか取り柄がないと思ったら、それが世界を救うぞ。足を怪我する前までは陸上部だったので、結界張る時に重宝される。実は神社の家系で化け物を封印する能力を持っていたのだが、本人は分家のため知らなかった。スカートは膝上で、カーディガンでリュック登校派。志望校は地元の大学。家は終着駅から徒歩15分。髪はボブで椎名林檎とジャニーズが好き。

(コメント:神社の家系ってオタクはみんな好き。本当は強い系の、守られない系の女子が好き。おどおどしてるヒロインよりは、快活な子が好きなので陽キャっぽくしました)

 

赤ちゃん

 子供のころから主人公が見えた会津地方の置物みたいな化け物。ふわふわと宙を浮けば、とことこと歩いている。突然現れた青年によれば「喋れるけどびっくりさせたくないから喋らなかっただけ」らしい。臆病者。

(コメント:マスコット系のキャラが最終話でイケメンになること多いですよね。ブラコンのハムスターとか。でもこいつはイケメンにならないといいなという願い。)

 

 

十和田 尊 (とわだ みこと)(CV.宮野真守

「君の好きなものは大体把握している。昔から、見ていたからな」

「ごめん……涙を拭いてあげることも、俺にはできないんだ」

 

 平安時代から生きている陰陽師。生まれたときは「菅原恒芳」という名前だったが、あまりに長く呼ばれなかったため忘れている。度々化け物の災厄に襲われるこの街を守るために生きており、普段は高校生や大学生の姿で過ごしている。元々はこの街にいなかったが、亡くなった主人公の曾祖母との契約によって大彗星まで街から出られない。この名前も曾祖母が適当につけた。

 感情の起伏がほとんどなく、アドバイスも大体遅い。けど決して冷たいわけでない。登場時は着物で長髪だったが、主人公たちと行動する時は学ランで短髪。人の目に映るも映らないも自由自在。陰陽師なのに護符は使わず日本刀を用いるし、封印とかは苦手の祓う専門のパワー不器用。曾祖母に会うまで封印されていたらしい。

 主人公には曾祖母の面影を重ねていたり、昔から見守っていたため親のような気持ちだった。しかし、目的のために利用している罪悪感を抱えながら一緒に行動していくうちに、精一杯生きる彼女に惹かれていく。大彗星とともに死のうと考えていたが、彼女といることで生きることへの欲望が生まれ、苦悩する。

 陰陽師を名乗っているがその本質は化け物であり、本人は気づいていない。主人公曰く「中島健人からセクシーとトンチキを抜いた感じ」らしい。現代組からは「とわちゃん」って呼ばれている。チョコレートが好き。

 

(コメント:感情が薄めの美男子が不器用パワー系なのが好きです。羅小黒戦記のムゲンが大好きだったので、影響が出てます。また、もう会えない人との約束をずっと抱えている男が好きです。推しの愛した人が死んでしまい、そのキャラに打ち勝たないと恋愛できないという、夢女子特有の悩みを打破するために作りました。お前のことだぞ銀魂土方十四郎よ。)

 

 

大湊 千鶴子

「尊ちゃんは生きてね。この街を守り抜くまで、いなくなっちゃだめだよ」

 

 主人公の曾祖母。大正時代を生き、早くして亡くなっている。旧姓は百沢(ひゃくたく)で、大きな神社の家系に生まれた。幼い頃に十和田の封印を解いてしまい、それ以降行動を共にしていた。封印術の使い手だが、十和田に憑かれたことにより親戚一同に気味悪がれ、遠方に嫁に出される。そこでやさしい旦那と共に暮らすが、霊的に不安定だった土地は2人の来訪でバランスを崩し、その調停に命を削った。死ぬ間際に十和田に大彗星のことを知らせ、契約を交わす。それは自殺しようとした十和田を生かそうとすることが目的だった。

(昔の何気ない言葉が呪いになって人を生かしてしまう、死ぬより辛いと分かりながら願ってしまう。はい、性癖。結婚して幸せになったのに、自分のせいで罪なき夫も死ぬ。全ては十和田の封印を解いたせいなのに、十和田を恨めない人の良さが好きでした。)

 

野辺地 十三(のへぢ じゅうぞう)(CV.岡本信彦

「写真を撮ろうぜ!!あとでアルバム作っとくからさ!」

「バレンタインだって、夏休みだって、誕生日だって、俺はずっと一緒に祝いたいよ?」

 

 名前が数字だらけなのが悩み。名前は親が伊丹十三のファンだったため。主人公とは幼稚園からの幼馴染で、家も近ければ親同士は同級生だったりする。中学まではサッカー部だったが、高校の部活が強くなかったため軽音部に入っている。目立つことが好きなので楽器はギターだし、髪の毛は赤髪だし、LINEのアカウント名はJUZO。馬鹿な陽キャ。友達も非常に多いし、明るいからモテるのに主人公に一途。赤ちゃんが見える主人公のことを笑わなかったことで仲良くなった。

 本人は化け物の類が一切見えないが、十和田の力によって一時的に見えるようになっている。大彗星が近づくにつれ翻弄される主人公の隣にいるが、自分だけ何もできないことに歯痒さを感じている。主人公のメンタルリセット要員。 

 実際彼とのルートが始まるのは大彗星の後で、十和田や奥入瀬がいなくなった後陰陽の力に目覚めた主人公と普通の青春を送る話になる。野辺地がいないと失ったものへの重責に耐えられなくなる主人公を、人間と日常に留めておける唯一の人。奥入瀬と違い主人公のことが好きだと周囲には公言していた。彼が死ぬルートもある。本当は絵が得意で、大学は東京の藝大を目指しているが主人公には言っていない。妹がいる。

 

(コメント:絶対に裏切らない親友枠。主人公がどんどん非日常に足を突っ込んでいくので、元の居場所を教えてくれる目印という立場でした。高校生の頃はクールキャラが好きでしたが、歳をとると明るいヤツが好きになるのはなんでだろう。アルカナのラザニアとか。陽キャなのに藝大を目指すのはブルーピリオドの影響です。)

 

奥入瀬 哉太(おいらせ かなた)(CV.石川界人

「今日グループ電話?自分はパス。今夜はオードリーのANNだ。」

「俺にとって君が、君だけは俺から逃げなかったから……」

 

 主人公と野辺地とは中学の同級生。小学校卒業後に家の近くに引っ越してきたため、一緒に下校するようになった。眼鏡枠。超真面目で成績優秀。母子家庭で育っており、母親は入院している。父親はどっかの企業の社長らしく、養育費だけの関係。小学校ではそのことでいじめられ、逃げるように引っ越してきた。かといって気弱ではなく、直ぐ殴ったので問題になったらしい。部活は演劇部で、脚本を作るのが好きなオールナイトニッポン信者。

 本当は人間じゃなく、托卵された化け物で吸血鬼。この事実が分かれば養育費がもらえなくなり、母親の医療費を払えなくなるので黙って人間に同化している。このまま主人公と野辺地を見守りながら平和に暮らせたらというささやかな願いを持っていたが、大彗星が近づくことで一変する。日に日に強くなる吸血衝動に耐えながら、化け物に堕ちてく自分に絶望していく。

 主人公は街を救うか、幼馴染を救うかを天秤にかけなきゃいけないルートがある。主人公のことは好きだったが、人じゃない自分を恐れて野辺地に譲っていた。しかし騒動によって、同じく普通の人には戻れなくなった主人公への恋心を自覚していく。私は彼を封印するルートが好きですね。初めての親友に殺されるのいいね。

 

(コメント:出生に難がある系男子。相手の幸せを祈るほど俺と付き合うのは不幸だなって身を引く男が好きでした。そして共犯関係から恋心を強めるのも、若いっていいなーって思います。深夜ラジオといい、当時の性癖の御歳暮でした。他のルートだと死にます。名前はスタスカの幼馴染からとりました。)

 

金木 永治(かなぎ えいじ)(CV.島崎信長

「ゲームだったら死んでましたよ。ヘッドショット一撃で」

「僕のこと、嫌いにならないでくださいね…?あなたも共犯なんだから」

 

 主人公の部活の後輩で2年生。主人公たちと違って市内中心部のマンション暮らしの育ちのいい子。帰宅部でいいかなって思って入った書道部が意外に楽しくて気に入っている。茶髪でくせっけ。性格は二面性があり、大人には素直でいい子だが主人公の前では悪態をつく。その姿を見られたのが仲良くなったきっかけだし、唯一の存在だった。FPSが得意で、全国大会にも出場している。YouTubeにプレイ動画を上げているし人気。

 化け者を集めてしまう性質がある。そのため大彗星が近づくほど次々と不幸に襲われることになる。実は大彗星の座標とされており、彼がいるところに彗星がやってくる。そのため、大彗星を防ぐには彼を封印しなきゃいけなくなり、封印ルートと結界ルートに分かれる。

 最初は化け物が見えないと言っていたが、本当は幼い頃から見ることができた。百鬼夜行を起こした張本人である。昔から化け物たちが友達だったので、彼らを疎ましがる人間をずっと不思議に思っていた。自分以外はどうでもいいらしく、座標として友達である妖怪たちに手を貸している。彼が座標になったのは、十和田を殺したい先祖の因縁が絡んでいる。甘いものが好き。最初は百鬼夜行を止める相手が主人公だと分からず、終盤になって良心のはざまで苦しむ。

(コメント:コミュ強なのに本当の友達がいない系男子っていいよね。悪役でこの街なんてどうでもいいって思ったら、まさかの心を開いた相手が邪魔をしてくるという。運の悪さをあって救えないキャラです。どうしても島崎信長さんにやって欲しかった。)

 

 

三厩 旬 (みんまや しゅん) (CV.遊佐浩二

「はーー!久しぶりやん!!ちょっと背ぇ伸びたか?」

「こんなことになるんやったら、昔から閉じ込めておけばよかったわ」

 

 主人公の従兄弟で大学院生。元々は関西出身だが、大学進学を機に主人公の街へやってきた。結構最強な陰陽師であるが、主人公は全く知らなかった。薬学部6年生。十和田とは違いオールラウンダー型で、主人公に簡単な封印術を教える。使う道具は護符。髪の毛は黒髪パーマで気を抜くと無精ひげ、吸っている煙草はマルボロメンソール。掴みどころがない飄々とした性格で、人を小馬鹿にした物言いをする。高身長で見た目もいいため女性に非常にモテる。

 技術は昔住んでた家の近所にいた宮司に、化け物が見えると相談したとこと弟子として成り行きで教わったもの。本人のセンスもあって強くなったらしい。狐の式神を使役している。師匠から大彗星のことを聞かされ、前もってこの街にやってきた。突如能力に目覚めた主人公を自分の同志だと可愛がり、変な知恵を入れようとする十和田を疎ましく思っている。関西弁だし、パソコンや本を扱う時は眼鏡(重要)

 実は前世の因縁があり、主人公が生まれた時から囲おうと考えていた。しかしそれを十和田に阻止され続けており、内心穏やかじゃない。強くなったのもそのためである。主人公を街の外の大学に進学するように誘う。

 

(コメント:オタクは源氏物語計画が大好きなので、主人公を囲おうとする年上のお兄さんを登場させようとします。この土地に主人公がいると十和田が厄介なので、自分に分がある外の世界に主人公を誘おうと躍起です。たまに眼鏡なのは私の趣味です。)

 

 

 

 前回作った設定が、友人たちいわく「攻略対象キャラ同士の関係性が強すぎて主人公が空気」「主人公がいらない」「BLゲームか?」と怒られたので、主人公との関係性を強めにしました。その結果誰かを生かすためには誰かが死なないといけなくなった。どうしてこうなった。

 

 今度は友人たちと俳優ドラフト!理想の月9を作ろう!!をやろうと思っているので、もう少しライトな内容になるかと思います。月9見たことどころか、1番ハマったドラマはBBCのシャーロックなんですが。さすがにベネディクト・カンバーバッチはキャスティングしたら怒られそうです。

 

 皆さんと是非、友達と理想の乙女ゲーについて語り合ってみてください!!良い妄想ライフを!!!!

恋愛小説(ジョゼと虎と魚たち)

 お疲れ様です。有機栽培です。

 

 何となく簿記3級のテキストを買ったが、買っただけで満足してしまう。さすがに明日はやろうと思うが、日に日に一日のスピードが早くなっていて、それはそれで辛い。

 

 今日は家のリビングを掃除した。ゴミ袋が8つほど出たので、久しぶりに外へ出てゴミ捨て場まで歩いたが、春の日差しなのに空気は冬のようにあべこべで、自分が外に出ない間に世界でも狂ったのかとびっくりした。

 

 ジョゼと虎と魚たちを買ったので、何日か分けて読もうと思ったのに全部読んでしまった。恋愛小説の短編集で、ひとつ読んだらお湯を啜るのを繰り返したら、陽は落ちていた。

 

 私は恋愛経験が乏しい。いや、皆無である。片思いの歴史はあるが、それはブスな見目のせいで恋心まで到達しなかった。今付き合ってる彼氏は、彼氏の方からアプローチされたので、好きな人を想って付き合うという経験はない。

 

 説明しなくともわかると思うが、男心とかもよく分からないし、どんな男が好ましく、可愛らしいのかがわからない。同じようにどんな女が男の琴線に触れるのかもよく分からない。恋愛初級である。

 

 ジョゼと虎と魚たちは最近アニメ映画をやって、友人がよかったよーと言っていたので、なら文庫本買うかと購入した。アニメ映画のカバーしか売ってなく辟易したが、一枚剥がせば従来のカバーで安心した。

 

 恋愛。恐ろしいなぁ。不倫とかバツイチとか浮気とか、そんなことが多く出てくる。何となく内容も直接的な、下品な表現ではないがエロいことも出てくる。

 

 エロティズムって言えばお上品らしいが、中学生の頃図書館で村上春樹さんの1Q84を読んで、女性の乳房の大きさについてずっと語ってる文章等を読んでから、純文学は官能小説という考えが抜けない。自分が幼稚であるのが悪いんだろうか。エロいことは大人にとっては生活から切り離せないことなんだろうと、当時の私は思っていた。

 

 大人になって思うも、いやエロい事切り離して生活は送れるわと思う。でも大人は子供より脆い。襲いかかってくる数多のストレスや不安や孤独に耐えられないから、人に甘えたくなる。子供の頃みたいに「ずっと友達だからね」って言葉で孤独を打ち消してくれる存在は皆無だし、永遠の味方はいないので、手っ取り早く性交渉をして、はいあなたは私の味方判定を繰り出してるように思う。

 

 性交渉をしたから私とあなたは親密な関係になれましたから、甘えていい相手ですよねみたいな免罪符。大人は甘えベタだ。免罪符欲しさに布団で全裸になる。格好よく「セックス」なんて言うので、それもまた気持ちが悪いな。無理ー疲れたーー優しくしてーーって互いに愚図ればいいのに。

 

 なんてことを思いました。あとは恋愛ってのは難しい。恋愛って凄い種類がある。人には人の恋愛観があるし、人には人の恋愛で得られる充足感がある。浮気してないと幸せを感じられなかったりする。あと冷めるのも怖い。いつでも壊れる関係っていうのは嫌だ。

 

 結婚して数年たってて、ある日ほかの女を妊娠させた男の話があった。女は冷静なのだが、もう私は怖くなってしまい、気が気じゃない。彼氏が急に他の女を妊娠したからどうしようって相談してきたら、花瓶を持って頭をかち割る気がする。

 

 恋愛向いてないな、と心から叫んだ。愛への不安を楽しめない。経験不足だからか。いや、でも経験を重ねる毎に人との別離が増える訳で。それは別に誇らしい勲章ではない。いや、この考え方がそもそも恋愛に向いてないのか。

 

 不安になったのだが、昨日の夜に彼にLINEをしても返事はない。と思ったら深夜にLINEが来て、さすがに通話に誘えなかった。今日は前々から友人と通話する予定だったし、明日の彼は夜に用事がある。誰かこの不安を消してくれ。寂しさを紛らわせてくれ。いや、この感情こそ、恋愛なのか。それはちょっと、遠慮したいなあ。

 

 

読書(4冊読んだ)

 お疲れ様です。有機栽培です。

 

 時間ができたらしたかったことの一つが掃除、もう一つは読書だった。連絡をくれる友人はいるが、みんな勤め人で忙しい。彼氏が気を遣って三日に一度通話してくれるが、日中はやることがない。

 

 いい機会だったので、Amazonで文庫本を数冊購入した。本当はkindleで読んだりする方が安上がりなんだろうけど、アナログ人間だったので文庫本で買ってしまう。母親が学生時代に集めた海外作家の文庫本が壁を埋め尽くしているのを見て、ちょっと憧れたからかもしれない。

 

 母親は読書家である。電車もない田舎から、数時間かけて街の女子高に通っていた時にたくさんの本を読み、車酔いで気持ち悪くなって途中下車して学校に行けなかったらしい。目が悪いので最近は図書館で借りた本しか読まないらしいが、幼い頃の私の記憶では常に本を携帯していた印象がある。

 

 母の本棚は赤毛のアンといったり、とにかく海外の作家の本が多くあった。小学校の頃、ナルニア国物語が映画化されたときに、ふらっといなくなったと思ったらママチャリの籠に全巻セットを入れて数キロの道のりを帰ってきた姿が懐かしい。まぁ、全巻読まなかったのだけど。

 

 私はほとんど本を読まない。小学生の頃一番読んだ本は、学童保育で暇だから読んだ日本の歴史である。小さな図書コーナーにある歴史の本は全部読んだ。漫画は買ってくれなかったので、無限に買ってくれた図鑑も読んだ気がする。物語は読まないが活字は好きなので、高校生ぐらいから買ってもらった電子辞書の中にあったブリタニカ国際大百科事典をずっと読んでおり、あまりに授業中読みすぎて古典の授業ノートの余白にプロイセンの歴史を書き連ねて提出したことがある。古典は見事に赤点だった。

 

 あとはウィキペディアばかり読んでいた。今もしょっちゅう何時間もウィキの記事を飛んで読み続けているときがある。基本的に人物史をよんでいる。個人史や伝記を編纂する仕事があったら天職なのだと思うので、誰か紹介して欲しい。犯罪者であれ偉人であれ、全ての人間の歴史は豊かで面白く、尊ぶべきものである。この前は円谷プロを調べてから、関係者のウィキをずっと読んでた。楽しいのでおすすめである。

 

  他は文豪の擬人化ゲームにハマったのもあって、無駄に文学史について詳しい。詳しいと言っても素人だが。文豪の名前と人物史をどんぶり飯を食べるかのように、貪って読んだことがある。すぐ関係する書物やウィキを読む癖があり、昔友人とギャグマンガ日和にハマった時に河合曾良の本を図書館中から探して借りたのはいい思い出だ。といっても数冊だが。

 

 大学で人文学部を卒業しているが、本を殆ど読んだことが無いのはコンプレックスだった。ちゃんと読んだ本はダレンシャンぐらいであるし、読書感想文は嫌いである(いつか書きます)。しかし本を読んで他の人の人生や物語を実体験のように追体験すれば、自分の人生を希釈することができ、あまり真に受けずに生きれるんじゃないかと思った。あと、薄っぺらい自分の人生観や言葉に説得力が欲しいので、暇があったら本を読みたいなとぼんやり思っていた。よく母親に「これも読んでないのか」と呆れられるのも、なんだか申し訳なかった。

 

 本を読むと、自分の人生にあまりゾッコンしなくてよくなる。それは、他の人の人生を知ることで、客観的に俯瞰的に他者の人生を見つめることで、まぁ下の中ぐらいの人生を歩めてるしどう頑張っても無理なものは無理よと達観できるのだ。ウィキペディアを読んでると、極悪人以外は成功者ばかり記録に残っているので勘違いしてしまうが、記録にも記憶にも残らない有象無象がこの世の99%なのである。

 

 そんなことを、私は太宰治人間失格伊坂幸太郎の死神の精度で感じた。死神の精度は大学生の時に好きで、ヨーロッパ旅行にも持っていったほどである。ところで大学生はなんで伊坂幸太郎を読むのか。私の同級生はみんな読んでいたのだが、無常な感じが受けたのか、それとも文章の読みやすさなのか、答えを知ってる人がいたら教えてください。

 

 話がずれた。とにかく自分は本を読まないタイプの人間だった。年間5冊読めばいい方なんじゃないかと思う。アニメやドラマは毎週楽しみに待つことができず飽き、映画は長時間席に座って集中することもできないので見れず。そう思うと文庫本は比較的安価で、映画の何倍もの情報量を得ることができる、コスパのいい娯楽であることに気づいた。

 

 あと想像力頼りなので共感性羞恥も感じられなくて済む。自分はひどい共感性羞恥の持ち主で、実写映画はことごとく見れなくなってしまった。人が登場人物の躓きに笑っているのを見ると、この世はなんて残酷なんだろうと周囲が気になって集中できない。あと死にたくなる。失敗は敗北で恥ずべきという教育のなれの果てだろう。フィクションを純粋に楽しませてほしい。

 

 以上が私の思う読書に対するあれこれである。色々書いたが、とにかく今週はいくつか本を読んだ。その感想を手短に残そうと思う。これを書いてる途中で数カ月ぶりに大学時代の恩師に送ったメールに返信があり、内容は殆ど先方が好きな乃木坂の話だったのだが、本を書いたことがある人のメールは知的で面白く、自分の文章力に挫折感を感じている最中である。まぁ私の文章は金にならないので、稚拙な文面を容赦願いたい。

 

①よみがえる変態 星野源 文春文庫

 2019年発売。星野源さんのエッセイは、前に「そして生活はつづく」を買って以来。学生の頃大学の図書館にダヴィンチがあって、バイトまで時間があるときに暮らしの手帖と共に読んでいたが、そこに星野源さんのエッセイがあって面白くて読んでた。

 

 すっごい有名な人だし、それまでに努力して誹謗中傷にも耐えて、すっごい人なんだと思う。けど、登場するものが庶民的で楽しい。読んでる己と星野さんと私って同じ学校だったけ?って親しみが生まれるんだけど、星野源さんと同じご飯を食べて同じ臓器が内部に詰まってようが、大スターとクソ田舎の一般人は全く違うわけで、話に共感した自分が一方的に裏切られて悲しくなって死にたくなる。あの、有名人のエッセイを読んで感じる寂しさは何なのだろうか。何回も言うが星野源さんは何も悪くない。人生腐らせてる読者が悪い。

 

 深夜まで空いてるデニーズがあるって都会だな、ちょっと外れた人たちが集まれる場があるっていいな。田舎で深夜なんて暴走族のエンジン音と、誰一人歩いていない県道に、うすーく遠くに光っているコンビニしかない。不特定多数のはぐれ物が一か所に集まって、なれ合わないもよくわからない共犯者的な一体感が心地よい深夜のデニーズに憧れた。人がいるといないでは雲泥の差である。人がいる方が健全だ。

 

 前に使ってたウォークマン星野源さんの昔のアルバムを入れてて、当時聞いてた曲の作曲風景が書かれてて懐かしい気持ちになった。このエッセイでは星野源さんが二回大きな病気に倒れて生死を彷徨う。私が何も考えずに聞いてた曲の裏で、想像を絶する苦悩がある。読めば読むほど、私のような人間が健康でいるのが馬鹿らしくなる。星野源さんが病気になるより、自分が病気になったり死んだ方が絶対世界のためなのでは。

 

 命の価値は平等というが、死の機会が不規則で平等であるだけである。命の価値は平等じゃない。平等だったら葬式は国費で賄われてるし、偉い人が死後コメントを出すのは命の価値が高かった人ばかりである。生きたい人が好きに生きれて、死にたい人が好きに死ねたら幸せだろう。よくSFとかであるが、寿命を売買できる世界みたいに分け与えられたらいいのにと思う。そしたら有名なアーティストに全部貢ぐのに。最高の推し活である。

 

 結果どんどん死にたくなるので、健康な精神の時に読めばよかったと思った。輝いてる人の話を読むと、思考が暗くなるのをやめたい。本自体は何も悪くないし、ユーモアで面白いし明るい下ネタもあるので是非。恥の多い人生を送っていて、何者にもなれず苦しい人は有名人のエッセイは読まない方がいい。生活がちょっと重なるような人だと特にダメージは大きい。こうなって寝れなくなる。

 

 ここまで書いて流石に鬱だと思い、晩御飯を食べたら気持ちが上を向いた。疲れ会時には温かいスープを飲むといい。今日は白菜とたまごの中華スープだった。

 

 余談ですが好きな曲は「WeekEnd」と「桜の森」と「創造」です。でも一番好きなのはニセ明が歌う「君は薔薇より美しい」だったりします。カラオケでめっちゃ歌う。超楽しい。お金がたまったら、アルバムを通勤用に買おうと思う。

 

②ビール世界史紀行 ビール通のための15章 村上満 ちくま文庫

 2010年発売。大学を卒業する時に教授の研究室から勝手に拝借したもの。所属していた研究室には、今でも友人間で伝説になっている私が作った「卒論体験談」というレジュメがあり、卒論後に友人たちと「卒論について語り足りないし、苦労もあったからみんなで発表会しようぜ~!」と会議室を借りて集まった時に作ったもので、今読んでも笑える。個人情報のオンパレードなので詳しく書けないが、その代わりに強奪してきた本である。借りパクかもしれない。

 

 内容はタイトル通り、世界中のビールとその醸造の歴史である。日本では何故エールじゃなくてラガービールが流行ったのか。世界ではいつからエールの代わりにビールが出てきたのか。そもそもビールの定義とは。そんな内容が大ボリュームで書かれているのだ。学生の頃、チェコでは水よりビールが手ごろでピルスナーばかり飲んでたし、ミュンヘンでも大きなジョッキの甘いビールを飲み、ロンドン最終日では勇気を出してハブでギネスを飲んだことを思い出した。海外に行く前に読んでおけばよかったと後悔。

 

 中世の修道院でビールが醸造されていたことも知らなかった。日本は神社に日本酒を奉納するが、海外は自主製造である。しかも女性が家庭でビールを作ってたと聞くと、どぶろくとか味噌とかを思い出す。世界でも発酵は女性の仕事なのかもしれない。

 

 またアメリカはビールを喉の渇きを癒すものと認識しているが、ドイツは栄養価の高い食事のようなものと考えているのも驚いた。ビールは栄養。確かに穀物を使っているのだからカロリーもあるし、厳しい大地であるドイツには必需品である。だからって修道院の断食ではビールOKなのは笑う。昔のビールは今と違って、まったりとしてるのかもしれない。酔っぱらったら怒られるのは、どこの世も同じである。

 

 イギリスのインド植民地化などで、遠くに運搬できる腐らない安全な水分補給のために、度数の高い濃いビール(のちのIPA)が作られ、どんどんビールが伝播していく。その理論なら遠足の水筒にビールを入れても怒られない世もあったかもしれない。水より安心なアルコール。消費量もすごかったのだろう。今は欧州やアメリカでは消費量が伸び悩み、アジアの時代らしい。中国産のビールは青島しか知らないので、いつか飲んでみたい。とにかく海外産のビールが飲みたい。元気になったら必ず飲む。

 

コンビニ人間 村田紗耶香 文春文庫

 話題になった第155回芥川賞受賞作品。コンビニでパートをしている主人公の話で、劇的な展開も特になく、コンビニと家ぐらいしか場面もない。なのにこんなに話題になったのは、主人公が異常だと世間に認識されたからだろう。

 

 確かに幼い子が同級生の喧嘩をスコップでぶん殴ることで止めることに躊躇ないのは怖い。大人になって周囲と話が噛みあわないことが認識できず、他者が共有している規律や観念が通じない恐ろしさ。怖い。ところで怖いという感情は理解できないから引き起こされるらしい。なので世間はこの作品を問題作と唱え、異分子な主人公の生き方を恐れ、やれサイコパス発達障害やと感想を並べた。

 

 私が読んだ感想としては、当事者意識をもってこうなりたくないなって思いました。世間から浮いてる自覚があった私も、あまりの生きづらさに耐えかねて自暴自棄にマッチングアプリで彼氏を作ろうとしたので、彼氏がいれば周りの友人や親が安心する様を見たことがある。みんな「よかったね」って言うんですよ。何がいいのかっていう中身はどうでもよくて、「彼氏ができてよかったね」って妄信的に恋人がいることは幸せだと思ってるんですよね。気持ち悪いぐらい大多数が。

 

 同じように「正社員」も楽だと思ってるんですよね。コンビニのパートの方が稼げるし、主人公のように自分を必要にしてくれる場所がある方がよっぽどいい。でも30代後半でパート生活なのは不幸で、正社員は正しく幸せな道だと思っているんですよね。中身はどうでもよくて、「正社員」っていう肩書だけが重要。

 

 「恋人」とか「結婚」とか「女の幸せ」とか「正社員」とかとやかくおせっかいに口を開き、お前は間違ってるよと親切心で罵ってくる人の多くは、これらを満たしているのです。満たしている自分が間違ってないと思いたくて、他人におすすめして矯正しようとしてきます。だって根拠なき幸せに飛び込んで不安だから。そんな、人の「幸せ」の定義をそっくり自分の幸せと当てはめて脳死で生きてる人間より、根拠ある己が信じた生活を送ってる主人公の方が、よっぽど間違ってないと思います。

 

 自分は、ちょっと己の主軸がずれたら、主人公のように他者に馬鹿にされたことも気づかず、頭がおかしやつだとレッテルを張られる怖さがあります。主人公よりは他者の目に敏感だから、罵倒されている理由も分かって苦しみそうだから、そうはならない様に注意して生きないといけない。他人ごとではありません。浮いた人間は異分子だから、社会のシステムでうまく立ち回れなくて、その上奇人にはなれない臆病な精神を何とか守って生きていかないと。

 

 あと他者を矯正する有象無象にもなりたくない。今はたまたま恋人がいるから、世間マジョリティ幸せ部門にノミネートしてるし、その部門の参加者とお話しする機会もあるが、だからと言って恋人がいない人は不幸であると決めつける人間には絶対になりたくない。恋愛至上主義と子育て至上主義の世の中に、バーカ全部が個人の自由選択に基づく趣味のようなものだ!!と叫んでくのが私のポリシーである。仕事に貴賤が無いように、生き方にも貴賤はない。恋愛と子育てとお菓子作りとソシャゲ課金は、全部同じ「幸せ」を感じるための方法にすぎないのだ。恋人がいなかった時代だって、私は幸せだったんだから。

 

 本の感想を書き終わった瞬間お腹を壊した。今日は白湯しか飲んでいないのに。本の感想や自分の将来や転職をぐるぐる考えて悲観して死にたくなって胃腸が真っ先にくたばるのやめたいです。

 

 

④明るい夜に出かけて 佐藤多佳子 新潮文庫

 作者が前に書いた本が課題図書で、読書感想文を書いたことを思い出して買った。山本周五郎賞を受賞したともニュースで見た。ついでに歴代受賞者を確認したのだが、私は重松清さんはてっきり戦前生まれの人だと思っていた。教科書に載るのは死んだ人という認識を改めなければ。カンガルー日和村上春樹もそういえば存命だった。

 

 あと題材が深夜ラジオと聞いていて、前から気になっていたのもある。今でも暇なときはラジオを聞いてしまうので、ハガキ職人に憧れがあった。作中でも主人公の青年が初めて本格的に聞いたのはくりぃむしちゅーのANNとその前の番組とあった。私もくりぃむしちゅーのANNが大好きで、現役では聞けなかったものの今でもYouTubeで聴いている。だからか余計物語にのめりこむことができた。くりぃむのANNのリスナーはパーソナリティの2人を晋也と哲平って呼んじゃうし、松戸市在住のせんずりは今でもヒーローだ。

 

  主人公は元ハガキ職人だが、接触恐怖症で彼女に触れれなかったことをきっかけにネットで晒されて大学に行けなくなってしまった。ハガキ職人である過去も封印し、コンビニで生活を支えながら新たに生きようと試みるも、店内で優れたハガキ職人しかもらえないはずの缶バッチをつけた変な女子高生と遭遇してしまい、そこから妙な縁で集まった人たちと関わることで、少しずつ己を取り戻していく話である。

 

 歌い手とかハガキ職人とかアメーバピグとか、私が10代の時にのめりこんだものがたくさん出てくる。インターネットが家にやってきて、学校とか部活といった日の当たるリアルな居場所が見つけられなかった人は、ネットやラジオといった姿の見えない夜の居場所にのめりこめた。逃げ場だと笑われたけど、本気だったしどんな友達よりも正面からお話しできた。みんな年齢とか住んでる場所とか、好きで選んでない共通事項に縛られずに、好きなコンテンツを語るために好きで集まれたから。匿名のいいことは、どこに住んでても年齢も経済状況も何もかも違くても、一緒の時間を共有できることである。一人じゃないって思えることである。

 

 特に深夜ラジオの「一人じゃない」感は異常だ。深夜までこっそり起きて、布団にかぶってラジオの周波数を合わせると、色んな人が同じようにこっそり聞いていて、投稿して、声を押し殺して笑う。読まれるかどうかドキドキしながら、親が聞いたら卒倒するような下品な内容に耳を傾ける。自分だけが笑ってても、ふたを開ければ日本中で笑ってる。目に見えない居場所があったのだ。

 

 学生の頃の、みんなとずれている孤独感はしんどい。だって学校しか知らないし、学校でほとんどの時間を過ごす。でも、ラジオの周波数は全国共通だった。あの頃の私もラジオに救われてたなと思う。

 

 作中では奇妙な縁で集まった4人で、夜に集まっている。それはコンビニだったり、登場人物の家だったり、ライブ会場だったり。正直羨ましい。すっごく羨ましい。表の居場所じゃなくて、自分の所属するコミュニティの外側に居場所があって夜に集まれるのすっごい羨ましい。もう職場と家の往復で、会う友人も学生時代の友人で、休日の登場人物が更新されない。学生の頃に戻りたいと叫んでいた。あーー友人が欲しかった!!好きなことを見つければよかった!!創作とかすればよかった!!まぁ、もう遅いのだが。

 

 

 以上が最近読んだ本である。我ながらたくさん読んだ。あとまだ買った本があるので、読んだらここに書こうと思う。大体の感想が情緒不安定になると思う。コンビニが舞台の本を2冊も読んでしまったので、元気になったらコンビニ行って海外のビールを買いたい。

 

 この前公募ガイドを見たが、今はラノベやミステリーの方が、著名な文学賞より賞金が高くてびっくりした。物価も給与も上がってるのだから、有名になれるという特典に胡坐をかかずに、みんなが応募したくなるような価格設定にしてあげたらいいのにと思ってしまう。文学を志すのも、金持ちの道楽の果てみたいなのだろうか。昔から高等遊民の職業だったしなあ。

 

 自分は想像力が無く、その上想像力が自分にしか働かないので物語を書ける人は本当にすごい。自分にしか興味がないし、自分のことばかり考えて死にたくなるのもどうかと思うけど。もうちょっと楽に考えて生きたいです。人間関係不得手、自己愛強、客観視無理、自滅哉。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

暇だから掃除

  お疲れ様です。有機栽培です。

 

 突然ですがしばらく仕事に行かなくてよくなった。クビではなく、コロナ関連で。詳しくは色々と方針が決まったら書こうと思う。色々と大変だったし、現在進行形で大変だったりする。一族と自分の生存を願う。

 

 残業続きで将来が見えない希死念慮の塊が、急遽外に出れない代わりに無限の時間を与えられると、正直困る。なので元気なうちに家の掃除ばかりしていた。私の母親は掃除ができない人間で、冬は「暖かくなったら」、夏は「涼しくなったら」で春と秋は「花粉」と言い訳して掃除をしない。

 

 よくわからない物置ゾーンが家中にあり、とにかく物が置かれている。最近は新品のものを買うだけで満足し、開けずにまた買うを繰り返している。新品なので捨てれないのだが、3年ほど賞味期限が切れたマヨネーズとか出てくるのはやめてほしい。「広告の品」を買わないと死ぬ病なんか。

 

 買うと満足するタイプなんだと思う。家の換気扇のシートが油でクモの糸のように垂れさがっていることをなんとなく指摘していたが、結果的に家の掃除をしていたら未開封の換気扇シートが5個出てきた。いや変えてくれ。ちょっとはがしてつけるだけで清潔感が取り戻されるじゃん。

 

 風呂掃除を面倒くさがりカビだらけにしリフォームという強硬手段に出たり、魚焼き器を掃除しなさ過ぎて壊して腐海にした母である。納戸に適当にものを置いたせいで扉があかなくなっている。これらの行動は私が大学で外に出ているときに顕著になった。社会人になって手伝わない私も悪いと思うが、母親は専業主婦である。日中なにしてるんじゃと父に聞くと「寝てる」らしい。専業主婦いいな。

 

 母への恨み言はここまでにしておく。思えば家中に鼻かんだティッシュやペットボトルを放置し、自室をティッシュだらけにしたまま家を出たり、帰ってきたらまたごみを床上に捨てるのに、自分は風呂に何時間も入るという、清潔感への尺度が矛盾でぶっ壊れている兄がいた頃よりましである。

 

 ぼろくそ言ってる私であるが、オタクでもある故、物が捨てれず、自室は汚い。大学時代に人を呼ぶしみんな寝てくけど一緒に住みたくないと言われたし、彼氏の家の綺麗さと毎日隙間時間に自慢のダイソンで掃除してる姿にはびっくりした。私はごみ袋との同居をやめることから始めていきたい。

 

 そんなことで掃除をした。まずは物を置きすぎて幅が半分になった廊下である。母が分別したままスーパーに持ってくのが面倒だと数カ月放置したものを全部捨てた。誇りかぶった段ボールの箱と、その中に入ったよくわからない商品も全部捨てた。数年間使われた痕跡がないものは、いらないものだと思っているので全部捨てた。結果的にごみ袋11個分になった。出窓によくわからないブランドのティーカップが出てきたときは流石にキレた。祖父の遺品というが、遺品ならせめて相応の場所に置いてやってくれ。出窓は物置ではない。

 

 風呂の排水溝も掃除した。分解したら白いヘドロがこびりついていて、これは何年物なんだろうかと不安になった。リフォームのおかげか、風呂場の床はブラシで擦ればすぐに汚れが落ちる材質だったんで、数時間かければ簡単に汚れは落ちた。風呂掃除の達成感は他の掃除より大きいのは何故だろう。見た目のわりに簡単に掃除できるからなのか。

 

 自分の部屋も掃除した。平日は仕事で遅く帰り、金曜の夜から日曜の夜までは遠方の彼氏の家で過ごすため、自室は寝るだけの場所である。掃除する時間も、ここ一年無かった。彼氏がいなかったら他の友人と遊ぶだけなので、予定がない日というのが本当に珍しかった。遊びで多忙。許してほしい。

 

 このブログでも書いたが、私は昨年末に盛大に寝ゲロをかました。朝5時に目が覚め風呂場でゲロが付着した布団とマットレスを洗ったが、天気が悪くて乾かすことができずに、そのまま敷いて生活していた。この前布団を適当に被ったら、鼻腔を独特な発酵臭がくすぐった。そして、今は4月である。許してほしい。

 

 世間が許しても私の生活は向上しない。公衆衛生の大切さを身をもって知ったポスト・コロナ世代である。さすがに洗濯機にシーツと布団カバーを入れた。最近洗濯機の使い方を学んでからマイブームになっている父親が昼寝している間に干してくれた。今の私はニートと言っても差支えが無い。

 

 そのあと布団も干して、これまた久しぶりに部屋に掃除機をかけた。数年ぶりに窓も開けて換気もした。ものが多くて掃除機かけれる面積少ないけど。布団の裏の畳にはカビも染みも無かったので、許してほしい。

 

 余談だが私の中の掃除の定義は「床を埋めているものを動かし、できる範囲で掃除機をかける」である。これを友人に説明したら怒られたので、きっと違うらしい。ごみ袋1個出せば掃除である。問題は頻度が半年に1回なんだけど。

 

 中学生の頃、飲みかけの1.5リットルの綾鷹を放置し、うまみの濁りを白く濁らせて成長を見届けた私は一味違う。ただ、大学時代に学生街の中でも部屋が広くオートロックで有名なマンションに住んでた友人が、生ごみと生理用品を部屋に捨ててたのには勝てない。

 

 ガスコンロも掃除したし、換気扇とも戦った。とんでもない油でネチャ・・・としてたんだけど、重曹っていう白い粉のおかげで簡単に綺麗になった。重曹を少しの水で練ってペースト中にしたものをガスコンロや五徳全体に塗って放置し、たわしとかで擦って拭うと簡単に油汚れが落ちてびっくりした。ついでに母親が1カ月前にカレーを作ったまま洗っていなくカビが生えた圧力鍋も、重曹を入れて水を張り沸騰させて冷ませば簡単に落ちた。重曹様様である。

 

 掃除のときはYouTubeで安住アナの日曜天国というラジオの過去放送を聞いていた。これがすっごく面白く、現代の落語なんじゃないかと感服させられるのだ。自分は昔からラジオが好きなのだが、機会があれば好きなラジオや音楽、本について書こうと思う。機会があればと格好つけたが、暇なので近い内に書くと思う。他者と接する機会が少なくて、自己表現したくて堪らないのである。私の話を聞いてくれ。

 

 今後元気があったらリビングの掃除もしたいし、階段に掃除機もかけたい。日に日に体調がよくないので、心がようやく仕事から解放されて元気になったというのにと、少しばかり残念である。自分は前まで休日でも早くに起きてしまい、二度寝もできずに苦労したが、解放されてからは昼間で寝れたので、ストレスによる睡眠障害だったんだと思う。

 

  以上、何日か分けて掃除をしました。なんなら新聞紙を縛ったし通販で溜まったダンボールも捨てた。はちゃめちゃに偉い。そしてパウンドケーキを焼いたんですが、砂糖とバターをクリーム状に擦り合わせた段階でベーキングパウダーがないことに気づき、なくなくこっそり掃除用の重曹をひとつまみ入れました。結果的に美味しかったのでよしとします。良い子は真似しちゃだめだよ。ブランデーぶち込めばだいたい美味しいやつになります。

 

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そんな訳で体調面には難がありますが、数年ぶりに暇な日々を送っております。なので、また近いうちにブログも更新するかと思います。外に出てないからネタがないですが。

 

 書いて欲しい内容があればメッセージください。質問箱が一番いいんだと思うんですが、誹謗中傷もあったりで最近見れてません。コメント欄とかだったら見ると思います。でも書くかは体調によるので悪しからず。

 

 最近はヘタリアMMDを学生時代ぶりに見て、気づいたら東欧史の本を買いました。社会人になっても好きな勉強をするのは楽しいですね。教員にはなりませんでしたが、勉強は楽しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親指を切った

左手の親指を切った。日曜日の昼に、キャベツと卵の胡麻サラダをつくっている途中だった。先月もコールスローを作っていたので、キャベツの扱いにはなれていると思っていたが、包丁が切ろうとした先は親指だった。

 


包丁で怪我をしても、分厚い皮膚と指紋に遮られ、出血することは殆どない。しかし親指を切ってしまった。手の甲側の関節付近を1cmに渡って。この場所のまいったところは、指を曲げると皮膚が引っ張られ、自然に傷口が開くことである。運がない。

 


親指を切って最初に思ったことは、あれ?キャベツの感触じゃないな?だった。その後に赤い血を見て、切ったことに気づいた。つくづく間抜けである。心は過敏で繊細なくせに、物理的痛みには鈍い。神様血を赤い色にしてくれてありがとう。

 


やばいやばいと手を洗い、ティッシュで強く当てて、心臓より高い場所においた。スマホは便利なのですぐに止血の方法を教えてくれる。所謂、圧迫止血である。しかし1時間経っても血は止まらない。なにせ関節のためすぐ開いてしまうからだ。

 


結果、見かねた彼氏が伝家の宝刀キズパワーパッドを取り出して、これまた強めに巻いた。きずぱわーぱっとという代物と初対面だった私は懐疑的だったが、これで見事に血が漏れなくなったのである。ありがとうキズパワーパッド。君はノーベル医学賞だ。

 

 

 


事件現場は遠方にある彼氏の家で、日曜日に起こったことであった。私は彼が途中から調理してくれた憎きキャベツのサラダを噛み締め、近くのドラッグストアで国宝キズパワーパッドとテープ、包帯を買って帰った。そして、割り箸を親指の長さに切り、テープで指の内側に固定、そして包帯を巻いて添木を作った。これで関節を曲げなくて済む。次の日から呑気に仕事に出た。

 


ここで、右利きの人間が左手の親指(手の甲側)を怪我して地味に大変だったことを紹介したい。まずスマホやパソコンが使いにくい。スペースキーを打つ指が消えたし、スマホで長文を打つ時右手親指を酷使することになった。今の文章も親指で打っている。腱鞘炎まったなしである。あと車も運転しづらい。ハンドル握れない、サイドギアは親指で押しながら倒すように設計されてるので、特にきつい。

 

1日目は包帯をきつく巻いてしまったせいで痛かったが、2日目は痛みもなく平和だった。けど3日目にキズパワーパッドを替えようとしたら血が溢れたので、怖くなって有給をとって病院に行くことにした。

 

「指 包丁の傷 縫う」と検索すると、やはり麻酔が痛いと出てくる。指は神経が集まっているから、根元の方に麻酔を打つらしいが、注射嫌いの私にとっては罰である。とにかく嫌だったが、血が止まらない場合は病院らしいので、行くしか無かった。この度指を怪我して知ったのだが、みんな包丁でしょっちゅう指を切るし、縫ってる。

 

 

早朝に職場に有給の連絡をして、総合病院に行った。上司にすら「縫ってもらってこい」と電話で言われた、もう頭は縫うことでいっぱいである。外科は忙しかったらしいが、傷を見た看護師さんが無理言って診察を通してくれたらしい。ビクビクしてたら名前を呼ばれた。おっかなびっくり中にはいる。

 

「この状態のまま1週間放置してください」

 

 診察終了。キズパワーパッドすら剥がさなかった。どうやら剥がすとまたゼロから回復が始まるので、とにかく剥がさないで欲しいとの事だった。えっ??何もされてない…??せっかくの有給いらなかったじゃん!!!

 

いや、私の処置が適切だったといえよう。そう思うことにしようじゃないか。職場の人だってみんな怪我したの知ってるし。いやでも縫うつもりで勇んでやっていたが、肩透かしをくらった。縫わないのでハッピーエンドだ。

 

ただ、今のところ病院から見た私は「包丁で手を切っただけでパニクってやってきた社会人」という、面倒くさい患者だったので申し訳ない。申し訳なさ過ぎて、「お忙しい中申し訳ありませんでした」って言ってしまった。申し訳ない。生きてるだけで多方面に迷惑かけてる。

 

1120円を病院に支払った。この文章は病院の待ち時間で書いたのだが、これから出勤だと思うと憂鬱である。月末に午後休を取りたかったが、果たして取れるのだろうか。あと化膿止めも何も出なかったんだが大丈夫なのだろうか。いや、偏差値70のお医者様が言うならば大丈夫なのだろう。

 

とにかく1年間ぐらいはキャベツの千切りをしない。みなさんも手を怪我したらキズパワーパッドをおすすめします。ありがとう!キズパワーパッド!!

 

地方の公務員にはなるなよ

寝れないまま3時です。4時に起きたかったのに。

 

異動が決まりました。クソ。このせいで寝れない。

 

 ただでさえ仕事が終わらないのに、異動とかふざけてる。2年目は誰も異動しておらず、私だけ動く。異動願いは出していない。本当は3年目に異動になるはずだったから、そのタイミングで辞めるつもりでした。公務員の人事異動は、職員の人権を無視して初めて成り立ちます。

 

21卒で4月から公務員の方、22卒で公務員になる方へ。地方の田舎の市町村の役所に勤めちゃダメだ。頑張って都道府県を目指してください。私みたいにならないでね。上司が怖くて引き継ぎ年度末で23時帰りでも、残業代申請できずに手取り15万円の世界なんで。その上コロナがあっても予算がないからって、膨大な業務量に対しても残業代は出ないから。

 

 我々は健康でも文化的でもない、本当に最低限の生活だけ保証された、仕事と睡眠の往復だけを求められる仕事だから。住民のためではなく、語気が荒くて現場の苦労を知らないまま、口だけは達者な議員の皆様の下僕として存在するので。国からあれやれこれやれって命令されて、やってみたら急に国が事業内容や期間をコロコロ変更したり、そして住民にそのことを咎められるから。

 

 我々が事業を立案したり、変更したり、決定したわけじゃないのに、国家公務員様と同じ公務員だからって怒られるから。高給取りで残業代も沢山出る国家公務員様や都道府県庁職員様は自分たちが決定したことに対して、窓口で1人1人から正面に立たれて怒られないの。怒られるのは我々窓口に立つ役所の職員なんだよ。何も悪いことしてないのに、窓口で怒鳴られるの。担当業務じゃなくても怒鳴られたりするの。役所の窓口で言っても国は変わらないのに。我々の胃が痛むだけ。

 

 犠牲なんだ。尊い犠牲。戦争の時からずっとそう。上層の方々は「考える」ことが仕事だから。「考える」人は偉いので、余計な痛みは可愛そう。だから薄給の役所の若造が怒られるよ。怒られ続けて管理職はみんな、人を怒ることを良しとするよ。住民から怒られて、管理職から怒られて、若い人の病休者が多発するよ。

 

 偉い人の考えた作戦で、戦場で人が死ぬ。偉い公務員が考えた施策で、末端の役所の若手が病む。これは社会の仕組みとして、よくできている。無能なバカは死ぬし、偏差値の高い皆様は他のことに頭を使える。

 

  努力をせず、安易に役所に勤めたのが悪かった。公務員の門戸は開かれているのだから、不平不満があるのならば今から勉強して国家公務員にでもなればいい。そんな覚悟もないのに、よく文句ばかり言うんだな。って言われたら論破されて終わる。

 

 これでもし、もし勉強して私が国家公務員になったとしよう。役所の席が1つ空くので、まだ無知な人がその席につくかもしれない。そしてまた犠牲者が増える。繰り返し。誰も幸せにならない組織なんて早く無くせばいいのに。

 

 市町村とかいう行政単位を無くして、全部都道府県か国の出先とかにできないんですか。そうすればみんな一度は上位組織の決定にキレて、自分が偉くなったらそんなことしないようにしようって思うよ。人もシャッフルされれば、役所の煮詰まったパワハラしたらされないから大声で悪口言っとこう系自己防衛で若い人が辞めないよ。みんな他者の視線を気にして、大人しくするよ。

 

そんなこと起きないんですけどね。日本、下請け文化大好き。現場に立たずにお金もらうの好き。

 

愚痴愚痴文句を言いました。脈絡がなくてすみません。ここから下は異動が決まってからのツイートの抜粋です。私の情緒不安定さを残しておきます。本当に公務員になるなら国家公務員か都道府県職員がいいよ。人を大事にする職場で働こうね。

 

以下、ツイートの抜き出しです。

 

 

・異動発覚時

 

まっっっっっって!!!!!!!!!2年目なのに!!!!!!!!!異例の異動!!!!!!なんで!!!???何やらかした??????

 

私社会人1年目で病みまくって死んだことから、新しい環境や新しい仕事ってのがかなり苦手ということがわかってたのに!!異動!!!

 

来年度は3年目だからこの春は異動ないだろうし、仲のいい先輩と毎日クソ上司をあしらいながら楽しく仕事してるからちょっと余裕も出てきたし、これは来年度は転職に本腰いれよう!!って思ったら!!!どうなってるんや!!実質転職だけどさ!!

 

冷静になったら、来年度主事がなく、主任が一番下になる今の部署、何回考えても新人だった私がやる仕事じゃなかったじゃねえか疑惑が消えない。

 

やっぱ仕事がポンコツだから異動したとしか思えないし、2年目の異動って他者からは問題を起こした人にしか見えないので、やはり私は組織にいらないがファイナルアンサー

 

新しく行く部署を覗いたら、誰も雑談してなく気持ち悪いぐらい静かで、その上歓迎されてない感じがし、同期曰く「早く帰れて9時」とか言われたんですが、私は6時半で帰りたいです。無理です。何がそんなに忙しいの??

 

マジで早く帰れない公務員とか、公務員のメリットないじゃん。そしたら辞めよ。

 

異動が怖すぎて、異動が決まってからいい夢を見ない。ダメだったら出社拒否しよ。

 

 

 

・寝れない今日

 

前に貰った引き継ぎ書が、実質の事務内容が書いておらず、オリジナルな部分を継ぎ足さなきゃ私のあとの人可哀想な感じになりそうで、悲鳴を上げながら作ってる。この引き継ぎ書で仕事した私偉かったな

 

友達と電話してたら、「残業40時間行くから6万ぐらい貰える」って聞いて、上司が怖かったり、予算の都合で全く残業申請ができない地方弱小自治体の公務員はクソです。残業代を申請できる空気をください。

 

頑張りたくないから緩そうな役所の公務員を選んだのに、なんでこんなにハードモードなの?同じハードモードなら内定を蹴った東京の会社で残業代貰って働きたかったよ(手取り15万円)(残業代申請不可能)

 

課から戦力外通告を受けたので、新卒をその部署にぶち込んだ人事を一生恨みます。来年度から主事がいないよ。それだけ大変な部署に、どうして新卒を配属させたの?私が役所生活の2年間で得たのは挫折感と無力感。ただ1人失敗し続け、怒られないように指示待ち人間に。無くしたのは自己肯定感。

 

相談すると友人みんな「お前が頑張る必要は無い」「辞めるべき」って言ってくれる。それはみんなが私の人生を背負わなくていいから、責任がないから言える言葉なのかもしれないし、本当に辞めるべきなのかもしれない。やりたいことも無い。欠如した自己肯定感じゃ面接を受けても落ちるだけ。

 

この世には何万の会社があり、何万の求人もあるはずなのに、土日休み年間休日124日未経験者歓迎人間関係良好基本給20万円賞与4.4ヶ月分家賃補助あり交通費支給残業代支給資格不要な転職先はないんですか!!生きるためにはこれぐらい必要じゃないですか!!新卒で失敗したら人生終わりですか!!!

 

春の甲子園プロ野球の開幕も、全部すっかり忘れてた。

 

発作で不安を吐露しないと辛い。でも文字化した不安を自分で読んでまた辛くなるので、とにかく労働から解放されたい。

 

最低賃金を全国一律にしてくれ。地方に住んでて値下げされたことなんてないよ。最低賃金を高くしたくなかったら、コンビニとかの商品全部20%引きにしてくれ。ライブとか公共交通機関にチケットの倍の値段を払ったりするから、地方割りとかしてくれ。

 

公務員でも底辺であり試験も容易な田舎の公務員すら務まらない自分。そりゃ民間会社に転職なんてできないわけで。

 

仕事が出来なくてもプライドさえ捨てればクビにならず定年まで雇用して貰えるのに、そんな覚悟もない。公務員すらできないなら、どこでだって働けない。社会貢献も出来ずに、利益も生まない。生きてるだけで人に迷惑をかけ、誰かを不快にしている。生活のためのお金が稼げない。稼ぐと鬱になる。

 

弱い。あまりにも己が弱い。定年まで働くと思うと逃げたくて堪らない。どうして人は発狂せずに働けるのか。疑問を抱かず寿命を全うするのか。生きてることは罰なのてはないのか。働くことは苦しみではないのか。友人以外の人間との会話は、他者に嫌われるきっかけを与えるだけ。生きづらい。死が救済。

 

今寝れないのが明日が来たら仕事が始まり嫌なことが沢山あるからで、引き継ぎ書も作らずスマホをいじっているのは仕事以外のことを考えたくて、そのために他の情報で頭の中をいっぱいにしたいから。理由はわかっているのにやめられない。どうして嫌な職場で働くんだろう。己が選んだはずなのに。

 

 

 

ここまで抜粋でした。とにかく今からの5分間をずっと繰り返して欲しいです。痛いのが嫌なので死ぬ勇気はない。でも生き抜く力も耐える心もない。働きたくない。でも無職になる勇気はない。なんも出来ない。ここに辛いって泣きべそ書いて終わり。

 

 辛い辛いって言うと、ネットの人達は優しくしてくれます。でもそれは私の人生を背負わなくていいから。背負うのは私。背負いたくないのも私。いつまでも人生が他人事のようです。いつから乖離したのでしょうか。いつから人生の当事者じゃ無くなったのでしょうか。

 

どうして自分が選んだ職場で働いているのに辛いのでしょうか。選んだはずなのに苦痛なのでしょうか。この世には沢山の会社があるのだから、また仕事を選べるはずなのに。それなのにどうして布団から出れないのでしょうか。嫌な職場へ向かうのでしょうか。

 

 新卒の就活のトラウマで、人に否定されたくない。もう疲れた。社会性がありません。社会性がありそうに見えて、それら全てが苦痛です。なのに人に否定されたくないから、社会性があるように振る舞います。他者から期待されます。結果が出ません。見放されて病みます。これの繰り返しです。

 

 寝るだけでいい。人生究極寝るだけでいい。寝てる時は何も考えなくていい。ずっと寝てればストレスはないから、悪夢だって見ない。仕事が悪い。議員が悪い。管理職が悪い。住民が悪い。国が悪い。都道府県が悪い。社会が悪い。世界が悪い。システムが悪い。生まれたのが悪い。人のせいにして、何かのせいにして寝てたいです。

 

 生きづらいのは自分のせい。努力せずに口だけで、何もせずに泣いている。おかしいな。みんな努力せずに生きてるんだと思っていた。だって子供の頃に見た大人は平気な顔して歩いていた。働いていた。テレビに映っていた。

 

 大人になったのに、しんどい。平気な顔して歩けない。人生が楽しいって言えない。生きるっていいことだよって言えない。資格がないから。生きる努力をしていないから。環境をよくするために努力していないから。

 

 たゆたう水になりたい。タイムズの駐車場にある、倒れた三角コーンになりたい。植物になりたい。窒素とかになりたい。意思もなく、空腹もなく、思考もなく、痛みもない。ただ存在して、ただ存在しなくなる。自分以外のものと関わらなくて済むような、罵詈雑言を吐かれたり、自分がいない所で悪口を言われない、人が怒られてる場面を見なくていいような、そんなものになりたい。

 

 生きてるだけで苦痛を伴い、努力の継続が不可欠なのだから、偉いと言うのも納得だね。特別偉いよ。でも、自分に限定した場合は、生きてるだけでダメで、生を終わらせるという決断をした人の方が偉く感じてしまう。

 

 そして、こういう思考回路の時は何やってもダメなので、やはり寝れない布団でうずくまるのがベターです。くそったれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白湯を飲む

お疲れ様です。有機栽培です。

 

文章を描きたい!文章を書きたい!と今月ずっと考えてました。そのために残業もそこそこに帰ってきたりしたんですが、高確率で酒を飲んで寝てしまうという。でも今月中に書きたい気持ちは強いので、今書いています。

 

現在朝の6時半!7時15分にシャワーを浴びないと仕事に間に合わない!ってな訳で、この時間に最近あったこととかを書き連ねます。タイムアタック!やってやるぜ!!

 

私の部屋には大学入学時に買って貰った、大学生協御用達の富士通のノートパソコンがあるのですが、最近は歳なのか作動にえらく時間がかかります。案の定今日も作動せず。何とか現在スマホで打っております。早く動いてくれ。

 

スマホで文字を打つ時、片手でさささーってってのが中々難しいです。親指の根元の関節が悲鳴をあげそうで怖い。そのため両手打ちをしてしまいます。両手の親指が気持ち悪い感じでさささーっと動いてくれるし、文字の打ち間違いも少ないのでよきです。

 

問題は、若いのに年寄り臭い感じになること。iPhoneの最新機種達は大きいので、手の小さい女性などは両手打ちでも大丈夫ですが、私が使ってるのはiPhoneSE2。まあまあ小さい。

 

スマホがなんでもできちゃう時代になった今、家のノートパソコンは殆ど用無しです。ウイルスバスターも数年前に切れたままになってます。絵を書く人はSurfaceとかBambooのペンタブとか使いますが、私はたまにWordを使うぐらいにしか使わない。字が汚いので履歴書とかにも使いますが、パソコン字だと通過率が低いイメージです。

 

仕事。昨日は仕事がとても忙しく、窓口に沢山人がやってきて大変でした。トータル1時間も自分の席に座っていない気がする。殆ど窓口だった気がする。しかも朝から書類不備の人に再提出を求めたら、お前が悪いみたいな対応も取られましたし。受け取れないのよ。

 

気分が良くなかったので、帰りに車検のシールを貰いに行くついでに、近くのホームセンターで白ワインを1本買いました。と言っても800円ぐらいの安いやつ。味も化学っぽくて刺々しかったですが、酒の味にあまりこだわりがないので飲めました。

 

家の晩御飯があさりの酒蒸しだったので、お母さんにサンキュー。セブンイレブンジェノベーゼのおかきを買ってみたんですが美味しかったです!パッケージが緩くてかわいい。前にかきバターしょう油やガーリックみたいなのも見かけてたんですが、気がついたら売ってなくて悲しかったものです。ようやく買えました。

 

あと久しぶりにチータラを買いました。セブンイレブンチータラだと乾き物ゾーンにある細長いものを想像するかもしれませんが、生ハムとか6Pチーズが売ってある場所にもチータラは売っています。これが生っぽくてとても美味しい。1人のおつまみにちょうどいいので、皆さん買ってください。買って、沢山のセブンイレブンに置かれるようになってくれ。

 

酒が趣味だと太ります。私も社会人になってから10キロ近く肥えました。立派なデブの仲間入りです。昔着ていた服が入らなくなる悲しみ。これを打破するためにジムにも通っているのですが、今月はヤル気が一切なく、もう2週間も行っていません。今週も年度末でハチャメチャ忙しいので、行く機会はなさそうです。

 

子供の頃に揚げ物を食べる機会が少なかったせいか、私の中で揚げ物は御馳走。そのため居酒屋とかスーパーのお惣菜を買う時に必ず選んでしまい、周りから「揚げ物好き」と認識されてしまっています。あと最近はお母さんがご飯を作る代わりにスーパーで揚げ物ばかり買ってくるので、それもあって食べてしまう。良くない。一時期お母さんがアジフライばかり買ってきたので、今はアジフライが苦手です。

 

劇的に痩せたい。努力なしに痩せたい。頼むよカロリミット。私のお腹に溜まって、ズボンを刺激するお肉を消し去ってくれ。または、この駄肉と脂肪を吸引して、貧しい子達に分けてあげてくれ。ユニセフ辺りでやってくれ。脂肪吸引を無料で、そしてボランティアとして認められるような活動にしてくれ。

 

 ここでパソコンがようやく復活しました。遅い。もう7時である。ポンコツである。でも寿命かもしれない。パソコンの寿命はどのくらいなんだろうか。でもパソコンは高い買い物であるという認識もあるし、もうちょっと頑張ってもらわないと困る。

 

 最近お金がない。正しくは大きな出費が多い。まず母親が会うたびに自動車保険代の話ばかりしてくるので、衝動的にネットバンキングで10万振り込んだ。これは前年度の自動車税も含まれる。きっと8万ぐらいなのだが、確定申告後じゃないと差額は返金されないらしい。というか、確定申告の時期は過ぎてるのではないか。娘の職場に無理を通すのはやめてくれ。

 

 次に自動車保険。毎月母親に金を請求されると、母親が金の亡者に見えてくるので、自分の口座から引き落としにした。でもあれをつけろとか色々言われて10万円。その金を払うのは私なのだが。なので来月から一万円給与が消えます。

 

 最後に車検。8万ぐらいした。殆ど税金らしい。ふざけんな。この他にV6解散報道で記憶が曖昧になり、とにかく必死に初回盤を探して25thのライブ円盤を購入。そしてジャニーズWESTのライブチケットが当選したので振り込み、チームNACSのチケ代も振り込みました。これらは友人の分も立て替えて払っているので、お腹が痛い。特にジャニーズWESTのライブは中止になる気しかしないし、中止だったらと思うとアルバムも買えていない。もちろんうちわも作れていない。昨年4月もライブが延期から中止になり、有休とって郵便局で払い戻しの手続きをした苦い思い出がある。するといって夢を見させないでくれ。儲かるのは手数料業者である。

 

 ここでタイムアップである。白湯を毎朝飲んでる話を書きたかったし、仕事は相変わらず病休者が多発してるので辞めたいって言いたいし、旧劇を見た後にシン・エヴァンゲリオンを見て私自身が補完されたし(推しは加持リョウジミサトさん、アスカ)、ウマ娘をゴルシとうまぴょいで知り、JRAのレジェンドシリーズのCMのキャッチコピーに惹かれ、知らない馬をずっとウィキで探す日々を送ったり(ライスシャワーのCMがおすすめ)、友人から中国のBLドラマ陳情令を強烈におすすめされるもあまりの長さ(全50話)で挫折しかけたり、そんな日々を送ってます。

 

 本当は最近友人に会う機会が多かったので、私の少ない友人たちを紹介する記事を、ある程度時間をかけて書きたかった。これは近いうちにやりたい。

 

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特に載せるものもなかったので、実家の犬です。

書き終わったら似たようなタイトルの記事がありました。タイトルをつけるのが苦手です。