夏さ、また。

日々のことを、だらだら書いてるだけです。

性格診断が、嫌い。

こんにちは、今日も元気に内定なし。有機栽培です。

 

 

6月なのに毎日暑いですね。私はパンツスーツ派なのですが、パンツスーツは上着が無いと壊滅的にダサくなるので、7月8月も上着で押し通すしかなさそうです。

 

 

スカートなあ、あれ胸が大きい女の子だと、ボディラインが綺麗で有利だよなあって隣で羨ましがってます。

 

 

あとしつこくて恐縮ですが、一週間前に励ましのメッセージをくれた皆様、見守ってくれた皆様ありがとうございました。何とか復活しました。命の恩人です。

 

 

そんなわけで本題です。

『性格診断が、嫌い』

 

 

就活が始まるにあたり、どこかで必ず受ける性格診断。大体四択で、何も考えずにサクサク答えていけば、性格が分かるっていうアレです。

そこから自分の性格を見つめ直して、客観的な視点を踏まえて自己分析をするための、アレです。

 

 

私はこれがどうにも苦手で。

苦手な理由とつらつらと述べたいと思います。

 

 

 

①相反する性格を持ってるんだよ!!

 

 

ポイントが1番高いものを性格として判断するんだと思うんですが、基本突出してないからまちまちなんだよって話です。

 

 

例えば10点満点の自己分析テストで『楽観的のポイントが6』で『悲観的が4』見たいな。多数決なので『楽観的』が私の性格となります。いやでもちょっと待て、悲観的な部分も4あるよね?悲観的なのも私の性格だよね?かなりの割合だよね?

 

でも配慮されません。

 

 

こういうことが多々あります。『外交的かつ内向的』だし、『自己中心的なのに、協調性も高い』見たいな。かなり複雑な性格をしているはずなのに、企業や数値として現れる私の性格は『楽観的で、外交的で、自己中心的』。でも私はほぼ同じぐらい『悲観的で、内向的で、協調性がある』んです。

 

 

  切り捨てられた私の部分は、誰も見向きもしてくれない。そして企業は私を『楽観的~』な人物と判断してしまう。でも私は『悲観的~』だと考えてもいるので、結果的に自己分析不足って判断されるんですよね。

 

 

 相反する性格を持ってる人を受け入れて欲しいなって思ってます。

 

 

 

 

(余談ですが私は、外交的で主体的なポイントと、内向的でチーム重視のポイントがほぼ同じです。どっちが本当の私なのか、今も頭を悩ませてます。)

 

 

 

 

 

②一言のラベルに私を押し込めるんじゃないよ!!

 

 

 『楽観的』『悲観的』『行動力のある』『リーダー性』みたいな一言で、私の21年間の蓄積を簡単に言ってくれるな、そして思い込ませるなって話です。

 

 

自己PRしてても思うんですが、就活って自分はこんな人間なんだと再確認すると同時に、自分はこんな人間であるという型にはめ込む作業ですよね。有無を言わさない、見たいな。

 

 

お前は社会に『主体的に動ける、旅行が好きな、部活動で後輩のために頑張った人間』として評価され、その枠からはみ出ないように、自分のキャラを全うして生きてけよ、と言われているみたいで嫌いです。

 

 

大人は均一化していて、つまらない存在だな、と子供の頃よく思いましたが、この就活の『性格のラベル化』が原因何じゃないかな、って思ったり。求められる個性が消えた『ラベル』をもつ人間だけが社会人になれるのだから、そりゃつまらない同じような人ばかりに見えるなって。

 

 

そしてこんなに何度も言葉にして『自分のラベル化した性格』を話し続け、求められ続けたら、段々と本当の自分と思い込んでいってしまいそうで怖いです。

 

 

もっと人間って豊かで複雑で、曖昧な性格を持って生きてると思うんです。でも『主体的』『行動力のある』とした断定的なラベルによって、縛られてしまう。自分の可能性を止めてしまう。何より、自分でさえラベル化した性格だと思い込んで思考が止まってしまう、のが恐ろしい。

 

 

でも求められるのは簡潔明快な『性格』なので、型にはめて行かないと内定が貰えないのが世知辛い。

 

 

 

 

 

③自分を分析?死にたくなるわ!!

 

 

本当の自分なんて、自分すら分からないんだよ!そして考え続けたら死にたくなるんだけど、これは普通じゃないの!?なんで平気なの!?って話です。

 

 

 自分の性格、分かりますか?明確に?私は分かりません。自問自答を何年もしてますが、すればするほどいやになります。

 

 

何が嫌って『答えが出る』のがいやなんです。

自分の全てを知ってしまったら、もう生きる意味がないと思うんですよね。分からないから悩んで、生きてるんだと思います。人生のテーマじゃないですか。

 

 

例えば旅行に行って、海を見て『綺麗だな』って思う自分がいたら、心で『案外私は素直だな』と感じたり、逆に美術館で有名な絵に群がっている人達を見て『この人達は絵ではなく、絵を見た経験が欲しいんだな』と思う自分を『ひん曲がってるな』と感じたり。でも『素直』と『ひん曲がってる』性格は相反するもので、ラベル化できません。

 

 

そんな矛盾を発見しながら生活するのが、たのしいと思うんです。でも自分を『楽観的』『行動力のある』性格だとラベル化したら、そう思考するように身体も動いてしまう。枠からはみ出ないように、求められる人物をアピールしなければならない。

 

 

 

そんなのたのしくないし、私は死にたい。

 

 

 

以上が自己分析的な性格診断が嫌いな話です。

断定されて、枠に嵌められ、そしてそれを求められ自分と思い込むのがいやなんですよね。

 

 

 

だから人事に嫌われるんだなー!!知ってる!でも就活のために自分を変えたら、それは『私』が死ぬのと同義語なんだよなー!!

 

 

うーん難しい!!自分を変えずに、就職出来たらいいな。