夏さ、また。

日々のことを、だらだら書いてるだけです。

週末日記⑥ 2019.9.2

 

定時に上がって家に帰ったら、鍵が空いていませんでした。庭にいます。

 

どうも、有機栽培です。

 

最近は仕事がそこまで忙しくないので楽なんですが、その代わり自分の人生や、この職場で働いてる周囲の人の声が聞こえることが多くて、本格的にまた辞めたい病になってました。

 

あと自治体のPR動画を作らなきゃいけないんですが、その編集で今週は毎日夜の10時半まで職場にいます。ウケる。

 

カメラ係の同期やチームの人達に「こうやったら動きが出る」とか言ったんですけどね、早く終わらせたいのか聞いてもらえず。結果編集作業してる私が頭悩ませて死んでます。

 

だから、言ったじゃーんってね。あとこの職場、全体の忘年会で新人は出し物しなきゃいけないらしいんですよ。今年何も流行ってないから難しくないですか?USAみたいなの一世風靡してくれ。そしてこのことが嫌で春から辞めたいと思い始めました。

 

そんな陰鬱なことを水曜日の今日でも考えざるを得ない、最悪の週末の話をさせてください。両日ボランティアで潰れました。

 

 

土曜日

 

ボランティア準備のため8時半に集合。笑える。ついでにその土地に住んでなければ出なくてもいいけど、住んでると半強制的に駆り出される。新人は特に。

 

向かう道中、休日の誰もいない道路を運転しながら、「何故私は知り合いもゆかりもない土地のボランティアに、職員だからと駆り出さられなければならないのか」、「ボランティアが居ないと成り立たない地区行事は時代にあっていないのだから、存続させないべきなのではないか」、「公務員は何故土日まで公務員を求められなければならないのか」、「公務員のプライベートは保証されないのは何故なのか」と考え続けてました。

 

特に市町村公務員はプライベートは曖昧。住民の皆様は「俺は税金を納めている」と高圧的な態度で向かってくる。いや初対面ですよね?あなたの給与が全て私の給与になってるわけじゃないですよ、法人税の方から出てるかも知れませんよって言ってもどうせ分からないのに……とキレてた。そう、キレてたのだ。

 

会場について、嵐の曲を聴きながら車を止める。バックする。バキって音がする。振り返る。

 

電柱にライトとバンパーをぶつけました。笑えない。無料の行きたくもないボランティアで車を損傷。ついでに見積もりだしたら7万円でした。えっ、休日無休出勤で7万円って笑えねぇ。

 

保険会社に電話して遅刻。いや、察せよこっちはさっきの瞬間で7万溶かしたんだよ。

 

地域の行事のボランティアなので、何年も参加してる地域の人達が沢山いるわけだけど、みんな分かってるから黙って作業。いや1年目~。

 

切れたことは私たち若い人が作業してる前でタバコ吸って指示だけ出すオッサン。えっ、この人の為に私は毎日行政サービスしてるのかと思うと、呆れて死にたくなる!

 

その上、基本「あれ」とか「それ」の代名詞ばかりだし、指示に目的語が一切ない。耐えかねて「詳しく言ってください」「あれとはなんですか?」って言ったらようやく言ってくれたよ。その偉そうな態度一生忘れねぇからな!!!

 

午前でボランティアを終わらせ、弁当を貰う。車屋に見積もりもらうために行く前に、職場がちょうど中間にあったから弁当食べに行ったら休日出勤してる人達が多くて、改めて辞めたくなった。

 

あと車屋。私は車なんて詳しくないのに、専門用語で話されて慌てて親を電話で召喚したわ。いや、初心者だよ?英語わからないやつに英語で話しかけないっしょ。バンパーってどこだよって思いながら、一刻も早く立ち去りたかった。

 

7万の見積もりが辛すぎて家に帰って必死に12月までの己の収支計算をしてた。10月に福岡長崎旅行、12月に女王蜂ライブがあったので13万は残したい。あっ、貯金が10万円切るぞ!!まぁ、いいか!

 

とはならず普通に落ち込んだ。夜に遊ぶ予定だった友人が花火に誘ってくれたけど、「精神的に無理だごめん」と謝って家で寝てた。手取りの約半分が一瞬で溶けたら、元気もないよ。その後落ち込んでずっと寝てた。寝ざるをえない。なんかもう無理。辛すぎて伝家の宝刀ジャニーズWESTのDVD見てた。ちょっとだけ、元気が出た。

 

日曜日

 

車は壊れててもボランティアは存在する。というか、ほとんどの職員が来てなくて笑う。だまされた形の新人は、来年は絶対に行かないことを決めた。そして仕事内容をやはり誰も教えてくれない。困惑する私と同期。完全に異分子だった。他者を排除する地域行事なら、もうボランティアなんていらなくない?

 

直射日光炎天下の中で同期は熱中症で具合悪くなって倒れてた。地獄絵図か。この地域には悪魔しか住んでいないのか。 この人たちの生活を支えるために仕事をしているかと思うとなんかもう、己の人生に呆れてくる。それ、私の一生をかけてやることなんかなぁ。

 

生きるために、堅実な人生のため就職したけど、この土地を大学進学で出て行っても帰ってきて就職するぐらいにはこの地域に愛はあった。確かに愛着はあった。でも、ボランティアや窓口や電話で、地域住民の皆様と交流するたびに絶望感と失望感に襲われて、就職を決めた己を呪いたくなる。もう就活は取り戻せないし、新卒カードも薄くなってしまったことに後悔が募る。

 

民度が低いのだろうか?いいや違う。壊滅的に私がこの土地に合わない。完全に私が悪い。研究不足だった。きっとここはまだましな自治体だと思う。組織としてはゴミだけど。つまるところ、私は市町村公務員に向いていなかった。人は好きだけど、それはあくまで同じ高校や同じ大学の友人たちで、同じような教育を受けて同じような環境に好んで適応した、一握りの人だけだった。他者の違和感や不快感を笑って流して許容する器の大きさは、私にはなかった。

 

といっても、民間のどの企業にいくんですか?って話なんですけどね。出版系とIT系の友人とこの前通話したら「朝の机掃除?ごみ捨て?そんなのないよ!?!?!?」って言われた。だよね。私もないと思ってた。でもあるんだなー公務員。ゴミ満杯でも係長はスルーするからね。へへ。「新人はごみを捨てるのは当たり前」という法律で生きてきた人間と、「ごみは自分で捨てる」法で生きてきた私は絶対に相いれないでしょ。母国語違うぐらい分かり合えない。

 

「話が通じる」人と仕事がしたい。それが今の私の一番の願いだ。ボランティアに来てた小学校の先生と話していた時にこんな会話をした。私は明日仕事だと言ったら、先生方は代休をもらえるらしいとのこと。いいですねーこっちは無給ですよって言ったら、「働けど働けどですねぇ」と。「わが暮らし楽にならず、啄木ですね」って笑いあったら、同期が不思議な顔をしていた。私は、こんな会話がふつうに出来る職場で働きたかったなぁっと絶望を感じて泣きたくなった。

 

帰りに車屋に行った。バンパーはそのままでいいと言ったら、「もう発注したから」「水が入るから」の一点張りだった。預けたカギは車内に無造作に投げられていた。母親と車を買いに来た時と、対応が雲泥の差である。私がお金出していないからどうでもいいと思ったのだろうか。その7万は私のお金だ。今度から絶対ト〇タの車買わないからな。少なくとも、車検は絶対違うところでするからなって覚悟を決めた。

 

あまりいいことが無い週末だった。ついでに今週は錦戸君の脱退で心が死んでいる。いいことないね。

 

日曜日は一日暇だから、自己分析しよう。この職場が嫌な理由の一つに、努力して目指した場所じゃないからだということがあると、最近分かった。大学は必死に勉強して、受かった。最高の友人に会えた。でも、今の職場はたまたま受かっただけ。心が、きっと納得していないのだと思う。私は、自分よりすごい人たちに囲まれた組織に属するほうが好きなんだと思う。それで、日々刺激を得てたいんだと思う。

 

努力。仕事しながらの転職。考えただけでめまいがする。成功する確約なんてない。ならいっそ、この職場で頑張ればいいんじゃないか?覚悟を決めればいいんじゃないか?と思う。イヤイヤ期なだけじゃない?私の実力ではここしか入れなかったんだから、受け入れるべきなんだと。生きるだけなら、ここでもいいさ。

 

分かってるんだけど、不甲斐ない。もっといろんな人と会いたい。自分はまだやれる、できるっていう根拠のない自信と未来への渇望が止まらない。そう思いながら、やっぱりどう転んでも生きてる死体なんだから、さっさと死ぬのがいいのではないかとも思う。

 

ぐるぐる考えて、朝が来て、仕事でミスって、後回しにして怒られる。最近眠くて眠くて仕方ない。今まではこんなことなかったのに、仕事中に眠くなって意識が飛ぶ。現実から、半強制的にトリップしてる。やばいよね。

 

そんな感じ。仕事終わりに本屋に行ったらエッセイコーナーには前向きな言葉と、楽していいんだよって言葉しか並んでなくて、怖くて帰った。需要があるのがこれらの本ならば、世の中の人たちは必死に肩に力を入れて落ち込みながら頑張ってるんだ。頑張れずに、なぁなぁに生きてる人間は社会に迎合されてないんだと、つまはじきにされた気分だった。