夏さ、また。

日々のことを、だらだら書いてるだけです。

憂いなき一日

 

お疲れ様です。有機栽培です。

 

午前中にいいことがあると、午後に悪いことが起こるのはほぼ100%で、その上色んな不安や脳内を過ぎます。寝る前に「今日が終わって欲しくないな」って懇願するのは、仕事が嫌で堪らない日曜日の夜に限ります。

 

ただ、たまに。本当にたまに。全てがうまく行き、全てが楽しい日ってのがやってきます。それが昨日だったので、忘れないように日記に残します。特に大事件が起きた訳では無いけど、満足感としては100点満点一生このままがいいわってぐらい。

 

まず、朝9時から12時まで大学時代の友人2人と通話した。数ヶ月にオタク仲間と喋るのはとても楽しい。開幕から、家の犬が電気ケトルを使ってると吠えてくると相談すると「利便性の高い現代社会へのアンチテーゼ」と私を糾弾してくる。うちの犬は反文明じゃない。

 

 国際情勢の話を5分、最近の暑すぎる日本への文句10分。他、アニメ漫画ゲームアイドルの話題。社会人になってからあんスタにハマった友人から「EdenはAdamとEveいう2つのグループが合体した」と聞き、「King&Princeね」と即刻飲み込むぐらいにはジャニオタとアイドル育成ゲームの親和性は高い。

 

コロナにかかって家から出られなかった友人が、乙女ゲーを攻略したらしいので、公式サイトを見ながら感想を聞いた。最近の乙女ゲーは主人公が置かれてる環境や過去がかなり大変そうで、私が高校生の頃プレイしてたうたプリやStarry☆Skyよりハードだ。薄桜鬼よりも大変そう。でも声優陣もイラストも豪華で素敵~!

 

「す」と呼ばれる声優さんをオトメイトは絶対に離してはいけないし、年下だけど声がすごくいい。高音域石川界人さんの年下キャラはめっちゃ心に刺さるし最高。ずっと言葉の勢いが強くて実質ハム太郎みたいな喋り方をする子安さんとか。めっちゃ面白そうなので、Switchが欲しいです。

 

宿題としてWESTのキャラを攻略対象に、もし乙女ゲーだったらどんなシナリオルートにするかというお題が出たので、頑張りたいと思います。自分の妄想を人に紹介したり聞いたりするのって楽しいよね。大学時代のノートパソコン生きてるかな。

 

通話終わって準備して、実家に帰ってきた親友を迎えに行った。台風の予想だったので雨が降りそうなのに、今日の予定は花火という。日没まで暇なのでドライブスルーで昼飯を買って、大きなショッピングモールまで車でばびゅん。なお友人は財布を忘れた模様。

 

YouTubeにあったシソンヌの「ばばあの罠」にハマっちゃったので、おすすめして見ることに。めっちゃ面白い。10分ぐらいのコントなので!!!親友爆笑してた。オチがわかってても面白い。

 

「ばばあの罠」 - シソンヌライブ [cinq] - YouTube

 

「口の悪いハチワレちゃんごっこ(可愛い語彙と強めの語尾で何かに対し批判する)」をしながら服屋を回りました。めっちゃ楽しい。

 

途中のメンズのマネキンの服装がオシャレで、親友が「これはふとっちょと細身のメガネかけてるコンビの人が着てそう」といい、マジカルラブリー、ロングコートダディと回答するも、正解はモグライダーの芝さんというヒント少なめクイズをしました。わかんないわ!!

 

私がこれ格好いいねと思って着せた服が壊滅的に似合わない。私が羽織ると似合う。友人が可愛いと言った服を私が着る。似合わない。友人が着る。似合う。これが骨格!?とびっくりした。楽しい。

 

親友は大人なデザインのカバンを購入。あんまり値段を見ずに衝動買いしたら、ペイペイッ!という軽い音に対して5万の請求。強い。そしてギャグ漫画日和のクマ吉くんがバレンシアガを手にして大人になってしまったようなクマが、焚き火を虚無顔で眺めてるTシャツを買ってました。ウケる。好きな物は惚れた時に欲しいよね!

 

最近女の子と初めて付き合った友人をファミレスに呼びつけ、雨雲レーダーとにらめっこしながら近況報告。コーヒーゼリーを食べる際に、コーヒーを飲むのはマナー違反か?と聞いたら、そうでは無いと言われたので安心してコーヒー飲んだ。あとずっと玄米茶。

 

友人が彼女を大切にしたいって思いがひしひしと伝わってきて、誠実で初々しいと思う。私も人と付き合って2年半経ってるが、その感情は薄々としてる。いや、新鮮な感情が身に馴染んで慣れたのか。

 

俺が彼氏でいいのか不安という友人に、いつか一緒にいることが当たり前になると、それよりもっと違うことを考えるようになるから大丈夫だよと返した。相応しくなければ相手から別れを告げられるんだから、心配ないよーと言ったのは余計だった。無念。

 

一人で生きて来ると、突然深い人間関係が日常に組み込まれると戸惑うよね。誠実にありたいけど、一緒にいる時相手のことでなくて趣味のこととか考えるのは仕方ないし当たり前だと思う。互いに無理なく自然体がいいんだと思うけど、私に特大ブーメランなので口には出せない。

 

今度は酒飲んで会いたいねーって言って別れた。閉鎖的な空間で親友と共に尋問をしたい。

 

21時にぐらいにドンキで花火と酒を買って、実家に帰る。今のところ雨は降っていない。夜なので噴出花火と手持ち花火を中心に揃えたけど、あると思ったロウソクがなくて不便だった。噴出花火は以外にも3m近く上がるものもあって、車に引火しないか不安でした。

 

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買った酒。昼に食べたマックが胃に残り続けてるので、液体だらけ。


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スミノフのことを「インスタ映え」って呼んでてすみません。でもスミノフはすごい陽キャ感を感じるので、外で花火をする時いつも飲んでます。親友はハイネケンを飲んでたので似た者同士です。


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一番ド派手だった花火。炎色反応だー!!って喜ぶ25歳児2人。青と黄色っていいよねー!!!!このあと煙花火をして恒例のジュディ・オングごっこをしました。女は海。


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うんち花火を虐めます。便秘が続いて腹が立ってたので、火の粉で責めます。悩みなんてないような顔がムカつく。


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何がうんちなんだろうと思ったら、にょらにょろと黒い何かが出てきました。直接的すぎるよ。


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うんち花火をノスタルジックに撮るために頑張ってます。


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こんな時にはスミノフが効果的に使われます。物悲しいですね。

 

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うんちコレクション。

UNNCORE~2022 Summer~

とか言いながらやるうんち花火写真大喜利は楽しい。


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優勝作品です。


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雨の中玄関の軒先でやった線香花火。線香花火はフラッシュを切るのがおすすめです。間違って捨てちゃってて慌ててゴミ袋から漁りました。

 

今度は線香花火を沢山買い込んでチャレンジするのもいいねえと言いながら、友人の家までダラダラ移動します。途中で昔遊んだ公園によるために遠回りして、少子化なのか雑草が所狭しと生えている砂地を歩きました。遊具は安全性への配慮のため、違うものに変わってました。ブランコの周りを囲っている柵が股下の高さしかなく、自分たちの成長が少し悲しい。

 

ノリで小学校の校庭に忍び込む。誰もいない校庭のブランコに座ったら、お尻が窮屈で肥を感じる。昔は何ともなかったのにねと、缶チューハイを飲みながらこちらも工事している遊具を眺めた。遊具はプラスチック製に変わってるし、昔遊んだ小さな山は崩され知らない建物が建っていた。

 

親友が「私のお母さんが、私たちが冬の日に飛び出て小学校の校庭に巨像を作りに行ったことを未だ覚えている」と言う。覚えているとも。美術が得意な親友は妙にリアルな人間の顔を雪の中に作り、私は自分の背ぐらいの人間を大雑把に作り、自分のマフラーを巻いた。翌日、ソワソワしながら通学前に見に行ったら小学生に無惨にも破壊されていて、落ち込みながら高校に行ったね。

 

この小学校に6年間通った。生徒数も多くは無かったが、今連絡を取るのは親友ただ1人である。同級生が結婚したという話は聞くが、私が今何をしてるかなんて誰も知らない。地元にいるが、誰にも会ったことがない。知らない人しかいない、知ってる土地に住んでいる。奇妙で孤独な生活をしていると、改めて感じた。

 

吹奏楽部じゃないけど、ブランコに揺られながら宝島を聞いた。最初のパーカッションで反応するのは流石。サックスがいいね、みんなに見せ場があるね。来世はトロンボーンを吹きたい。うだうだ言う。

 

雨が降ってきた。高校時代に弾いた曲の、メロディーラインじゃない我々のパートを口ずさむ。この楽器を弾いたことがない人しか分からない、暗号のような約束のような裏メロディ。花形じゃないけど、私たちしか知らない音符の羅列。威風堂々は有名なところより最初の方がいい。ラデツキー行進曲を忘れた。カルメンの第何楽章は楽しかったね。

 

友達が少ない。世界に人間は沢山いるのに、この人としか話せないことがある。客観的に見ると寂しいやつだ。それとも、誰かにとっては合言葉が沢山ある羨ましい人間なのだろうか。

 

じゃあねに手を振って帰った。雨足が強くなる。コンビニでタバコ吸ってると、少し雨が弱まるが車も人も何も通らないので静かだ。

 

就職活動に苦しんで死にたくて耐えて耐えて、ようやく内定が出たとき。私は花火をしていたらしい。2018年の8月12日だったと、当時も一緒に花火をしてくれていた親友が教えてくれた。4年後の8月13日、仕事が嫌で嫌で辛くて耐えて死にたくて、ようやく退職日が決まった私も花火をしている。

 

私の嫌な気持ち、辛い気持ち、不安。花火は全部を糧に高く火の粉を振り撒く。その時、親友が横にいると、人生って楽しいねと夢が見れる。

 

最高の1日だった。何一つ不足はなかった。満足した。ずっと喋り続けて喉が痛い。半年分ぐらい話したんじゃないかな。

 

今日という日が、またあるんじゃないかな?またあるんだったら、もう少し先まで歩こうかな。そんな日が、年に1回ぐらいあると最高に運が良くて、最高に心強いね。夏の思い出でした。