お久しぶりです、絶賛卒論格闘期の有機栽培です。
就活がようやく終わり、内定承諾書を提出したのに音沙汰がなくて、まだ不安に押し潰されてます。
その上卒論どころかテーマも決まってなくて、毎日死んだ目で論文読んでます。
いやー！！先行研究無いわ！！！論文長いわ！！現実逃避！！はてなブログ！！！自分の専門の国滅べ！！100年前に滅んでる！！！あーーーー！！！
さて今回の記事は身バレ覚悟です。
知り合いが見たら一発で分かります。
知り合いは見ないで！！
あだ名のはなしと自己認識
生まれてから21年。私は本名の下の名前で呼ばれたことがほとんどありません。
呼ぶのは家族だけです。いや……家族もほぼ呼ばないか。代名詞で呼ぶか。
何故かと言うと、苗字が圧倒的に珍しいこと、そしてあだ名があることです。
幸い、双子の兄が学校にいたたため中学まではそこまで仲良くない男子からは名前で呼ばれていた気がします。でも高校入学以降、全く本名で呼ばれなくなりました。
あだ名の由来は「オバマの奥さんと○○、誕生日一緒だった！朝めざましテレビで見たよ！！」と小学校6年生のある朝にクラスメイトに言われたことです。そこからずっとそのあだ名。オバマではないぞ。奥さんの方だ。
クラスの友人や初対面の人からもあだ名。
学校の先生や教授からは苗字。
慕われて、話しやすい人間であると思われてることは嬉しいです。今もそのあだ名で通してますから、気に入ってます。
ただ呼ばれすぎた。
高校の時に日直の自分の名前が思い出せなかったりしました。本名が持ちネタみたいになりました。「女の子らしくて意外な名前だよね」と笑われました。
中学生の頃、読書感想文で賞を取った時に、全校生徒の前で苗字も名前も間違えられて笑われました。
漢字もちょっと読みにくかったのか、年賀状の名前もよく間違えられて届きます。最終的に宛名があだ名でした。
クラスでは自分で言うのはアレですが、人気者でした。個性的で面白い(他人評)らしく、いじられキャラでリーダーシップがありました。女子内ですが。
その上髪が短く、ガサツで、一人称も男のものを使っていたので、女子扱いされない人間でした。
中高生の頃です。人格形成の真っ最中です。
「自分」が何なのか分からなくなりました。
あだ名で呼ばれる、いじられキャラで人気者の自分は確かに存在しました。でも私は好きでやってる訳ではなくて、あだ名で呼ばれると求められてると思って勝手にスイッチが入るのです。無意識にふざけます。
中学のとき、一時期不登校してたせいか、人に嫌われるのを恐るので、好かれるように自然に振る舞い、疲れます。
繊細で傷つきやすく、根暗で自意識過剰な自分だって存在します。
苗字で呼ばれる、個性的でリーダーシップのある自分は確かに存在しました。ただ私は双子です。兄だから男だけど、同じ生年月日で同じ苗字で同じ血が流れる人間は、家にいるんです。
じゃあ自分の名前は何なんでしょうか？下の名前です。でも誰も呼んでくれません。呼ばれない固有名詞に意味はあるのでしょうか。
あだ名で染み付いたキャラだけが見られて、内側の自分に誰も目を向けてくれない。
最終的に自分の下の名前で呼ばれても、直ぐに反応できなくなりました。これは今もですね。
思春期の自分にはこれが堪えました。
思えば唯一の女性らしさだった名前さえ呼ばれなかったら、女も捨てたようになります。どんどん周りを喜ばせるように振舞って、まるでピエロです。
だからあだ名の他者評価と、自分の自己評価の乖離が大きすぎたために自己分析が上手くいかず、就職活動も長引いたんじゃないかなって思います。
あと腹から話せる友人がほぼいない。お調子者キャラに相談事なんてナンセンスだからね。
だから周りにあだ名で呼ばれ続けてる人がいたら、ちゃんと客観的に見てあげてください。「個性的」「変な人」という言葉で思考を止めないであげてください。相手だって人間だから、無理してる時だってあると思います。どんなにバカだって生粋じゃない、心のどこかで傷ついてるし演じてるんです。
あとこれは余談ですが、私は人の名前と顔を覚えるのが非常に苦手です。でも私と初対面の人は苗字とあだ名のせいか一発で自分を覚えてしまうのも辛かった。
声かけられても誰！？ってなりますから。
名前が勝手に独り歩きして、「あだ名さん初めまして！○○から話は聞いてます！」とかね。いや私はあなたのこと知らないし初対面！！ってよく動揺してました。そして名前覚えられない。
話がまとまらなかった。衝動的に書いたので仕方がない。固有名詞が自己認識に大きな影響を与えるよって話でした。
あだ名好きですけどね。これからの人生、名前で呼ばれる日は来るのか！乞うご期待！！たまにはゲームを本名プレイするかな！！
ではまた。論文読むぞ～～！！(ここまで30分で書いた)
