夏さ、また。

日々のことを、だらだら書いてるだけです。

パジャマを買うため散歩

 

冬になったのだが、昨年の春に上京したせいか冬服に乏しい。とくに、冬用のパジャマが皆無だ。最近暖かいとはいえ、東京の寒さは年明けに牙を剥くだろう。

 

パジャマと言えばGUとユニクロ。理想はボタンでは無いスエット地のもの。アパートの外にあるゴミ捨て場まで行けるぐらいのダルダル感があると望ましい。しかし、思いのほか高い。パジャマに3千円も出したくない。夏用のパジャマはTシャツの着古したもので賄えると言うのに。

 

結果、しまむらに行くことにした。家の近くにはしまむらがない。そうなるとちょっと遠出になる。どうせなら沢山歩いて、ついでに美味しいものを食べようと思ったのだ。

 

やってきたのは椎名町。池袋の隣。有名なのは赤塚不二夫藤子・F・不二雄石ノ森章太郎等を排出したトキワ荘だろう。駅前には昭和感のある商店街もあり、近隣の駅に大学が多いからか人も多い。今日の目的はあくまでしまむらでパジャマを買うなので、トキワ荘観光は次回に回した。ああいうところは、友達と話しながら歩いた方がきっと楽しいからだ。

 

以前から行きたいなあと思いながらも、Googleマップに保存したままだった駅前の立ち食いそば、南天に行った。朝から何も食べていなかったので、14時の胃袋には救世主だ。老舗のような雰囲気だが、店員さんは優しい。あと何故かレゲエが流れてるらしい。

 

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肉そばを食べた。カウンターの他、駅前の広間で食べている人も多かった。脂身が多そうな肉は思いのほかあっさりしている。柔らかいのに食べごたえがあって最高。これで500円なのもありがたい。空腹で敏感になっている胃袋にもやさしい。

 

食べてる間、近くで工事をしていただろうおじさんも来れば、1人の学生も来る。ランチタイムは過ぎているが、客席は絶えない。サッとでで、サッと食べて、サッと帰るに相応しい。私は肉そばにしたが、聞いてる限りだとダブルの肉そばを頼んでいる人が多かった。あとは、天ぷらうどんやかけうどん持ち帰りといった通の方もチラホラ。

 

しまむらで念願のパジャマを購入。990円。安い。なんならヒートテックもどきとタイツ、下着も買ったがおやすい。ユニクロGUも高いと思ってしまう寂しいお財布を持ってる私にとっては、ここは肉そばもセットでリピートするだろう。

 

予算が余ったので、そのまま池袋まで歩いた。東京の住宅街は、古いお家やアパートが多いところであっても、時折白い塀と鬱蒼と茂る木々におおわれた邸宅がある。地主なんだろうか。

 

西口にある、ドリームコーヒーでお茶した。焙煎所併設のカフェのため、コーヒー豆が焼かれる臭いが香ばしい。立教大の近くにあるのだが、ここらのお店はどこも「立教大生大歓迎」と書いてあるのが目につく。さすが、学生街。この街て学生時代を過ごすなんて羨ましい。あと建物と名前が格好いい。

 

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価格帯がお手ごろなのもありがたかった。ブレンドコーヒーとたまごトーストで550円。都会のオアシス。このたまごトーストが絶品で、あまりの美味しさに声が出そうになった。頼んでから時間がかかるが、薄くてサクサクのトーストは耳まで美味しく、その上にたまごサラダが載せられて、香ばしく焼かれている。

 

回転率も高いし、年配の方も多い。大人数の客を断っていたので、店内はそこまで騒いでる人もいない。私が食べている横で、仕事帰り風の男性もたまごサンドを食べていた。普通のトーストもあり、朝から行くのもいいだろう。

 

結果、2時間ぐらい歩き、色々と食べてしまった。歩いたから痩せたと思っているが、残念食べている。まあでも、夕方には帰ってこれたし、充実な1日だっただろう。

 

この日記を下北沢で書いている。日記祭に行ったからだ。このことはまた今度書こうと思う。珉亭のカウンターから、失礼しました。