タイトルに深い意味はない。今日タイヤ交換に行って、パンクした冬タイヤを修理したうえで交換してもらおうとしたのだけど、古いタイヤだから買った方がいいと言われて6万円が飛んだだけである。悲しい。
来年の春には車検もある。そもそも1月に退職するのだから、車なんて乗らないのにお金だけはかかる。金食い虫だが、自力で到達できる圏内に電車の駅がないから仕方ない。本当の田舎はね、電車すらないから。車を買うしかないし、ちょっと栄えた国道にはトヨタが並ぶ。
今夜は久しぶりに友人たちと通話するから、変なことを言わない様に最初にここでデトックスしておきたい。格好付けだから、人に弱ったところを見せたくない。そんな宗教を抱えているのだけれど、そのせいか友人は減った。ここ半年は誰とも遊んでないし、きっと忘年会にも誘われないだろう。隠れキリシタン孤高軍。
いろいろあったから、少しずつ。まずは父親の葬式関係で双子の兄とぎくしゃくし、納骨で何回も忘れ物を取りに行かされたせいで母親とも壁ができた。最終的に国宝展に行きたい母親のために、歌舞伎とか駅に近いホテルとか考えて予約とったりしたけれど、謎の体調不良を言い訳にドタキャンされてからほとんど会話していない。
そんな母親は、納骨が終わってからずっとソファで生活している。具合が悪いからと言って病院には行かない。寝ればいいのにずっとテレビを見ている。可哀そうな私を演出したいんだと思う。でも、今日父親の親戚が九州から来るからと活動していた。見栄っ張りなのだと思う。家族だからと呼ばれて家にいたが、母親は娘があなたの信仰していた家族像を演出しようと旅行をアテンドしたら断る。どうでもいいんだと思う。自分さえよければ。そういう人だったことを、久しぶりに思い出した。それが嫌で、大学で家を飛び出したのだろうに。学ばない私も馬鹿である。
12月から有休消化に入る。月末に辞めてもらった方が給与計算が楽だからそうしてくれって圧が総務課からきたが、私は職場が嫌いなので迷惑をかけて辞めるつもりだ。育休から開けて帰ってくる職場全体から嫌われている人に直接事務引継ぎをして欲しいらしいが、喋りたくない。目の前の定時に帰る人にも引き継ぎたくない。お前らのせいで私は病んだのだから。復讐のための退職なのだから。
ふぅ。Wikipediaを読んで心を落ち着けてきた。怒りにまかせてはいけないので、とにかく活字を読んで興味を逸らすことが大事だ。怒ったってなにも生み出されないし、金にもならない。
最近は転職活動をしないといけないという強迫観念に突き動かされ、毎日転職サイトをみては「東京」「事務」「未経験可」「住宅補助」と検索している。転職サイトを見てびっくりしたのだが、どれも「営業事務3年」「経理3年」など、経験者ばかり募集しているのだ。えっ公務員はどれにも当てはまらないじゃないか。新卒で公務員になってはいけないという、先人の言葉の重さを痛感した。
そしてガンガンおちる。応募した感覚もないし、落ちた感覚もよくわからない。それぐらい書類で落ちる。大手企業しかポテンシャル採用はしないし、中堅企業は即戦力を探している。未経験公務員に需要はない。ぽっかり、社会の隙間に落ちてしまって、必要とされない見えない存在になったしまったかのようだ。
近場の友達は恋人がいて楽しそうだし、他の友人は北陸とかで遠方だ。アイドルは解散する。家族との仲は悪い。仕事もやめた。何もうまくいかない。そんな環境で迎えるは26歳。こんなアラサーになるなんて思わなかった。でもなっちゃったし、仕方ない。蓄えたのは脂肪だけ。
ままならない現実から逃げたい。今のところ奇跡的にうまくいっている、心の支えは恋人である。ありがたい。しかしそれも、彼の愛想が尽きたら壊れる脆いもの。私の意志じゃどうしようもできないところに、関係継続の契約書がある。私が押印しても、乙がどう思うかわかったもんじゃない。
でも、最近は自分の人生を歩んでいる気がする。自分の足でふらふらと。今まではずっと「好きなものに囲まれている私が幸せ」「何かを推している私は最高」っていう思い込みで、無理やり自分は幸せ！無敵！ムーブをかましてきた。でもそれは、周りの評価を気にした私の逃げで、幸せな人間だと見られたかったに過ぎないんだと思う。公務員って進路は最たるものだ。みんなに祝福されて、落ちぶれてない中流の人間だと見下されずに生きたかった。
その結果不和を起こして病んで自滅した。でも、彼氏ができてちょっとずつ歩いている。ようやくメンタルも落ち着いて、仕事をやめる決断をした。不安だし、お金は車に吸い込まれているけど。何年かかるかわからないけど、30歳までには誰に後ろ指を指されても気にしない屈強な自己と、揺るがない私だけの幸せの尺度を手に入れたい。入れるべき。
そのためにも、いろいろと清算しながら進んでいきます。頑張って転職します。応援してください。寒くなるから、風邪をひかないようにね。
