夏さ、また。

日々のことを、だらだら書いてるだけです。

急遽弘前旅行

 

 お久しぶりです。有機栽培です。

 

  昨晩はデリカシーのない母親のせいで嫌な気分になったので、楽しいことを思い出そう。先日行った弘前旅行について書いていこうと思います。

 

  いつもはスマホで書いているんですが、今回はパソコン使っています。大学生ぶりに自分のパソコンを開きました。どんなに書いても親指が痛くならないよ!!そのせいか長文の予感です。

 

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 最近ブログのサムネイルは一番最初の写真だと知りました。なので津軽富士で有名な岩木山の写真から。10月の三連休に行ったのですが、お天気に恵まれました。青空と稲穂とリンゴと森。案外最高のシーズンに訪れたかもしれません。冬はめっちゃ寒いらしいのです。


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 サービスエリア大好き。いつか関東圏の有名なでっかいサービスエリアに行きたいですが、運転大嫌いな私には遠い夢です。昔高速バスで寄った海老名とか規模が大きかった想い出。これは朝ご飯のかき揚げそばです。そばは温かいのが好きです。早朝に出発したおかげで、渋滞に巻き込まれなくてすみました。


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 今回の旅の目的は、弘前市内で酒を飲むことと、太宰治の実家に行くことです。弘前市から北上する途中、五所川原市で青果市場の近くにある活き活き寿司に寄りました。比較的価格帯は高めな回転寿司なんですが、ネタが大きくて美味しい!!何も調べずに来たけどラッキー!!!110円のエビの味噌汁も美味しい!寿司好きの彼氏も満足していたのでおすすめです。

 

   富山のきときと寿司やすし玉、金沢のもりもり寿司、函館のトリトンといったご当地回転ずしはつい立ち寄ってしまう。平日のランチは破格らしいので是非。


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  併合されて今は五所川原市ですが、金木町にやってきました。太宰治吉幾三を生んだ土地です。生憎修繕工事を行っていましたが、それでも伝わる豪華さ。昔は旅館としてもつかわれていたらしく、母親は若い頃に泊まったことをずっと自慢していました。私もサブカル女ですが、海外文学と中原中也太宰治が本棚にびっしりな母親も似たようなものです。思春期にハマりがちですよね。


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 便利な言葉「へばな」があって思わず写真を撮ってしまった。秋田のご当地ヒーロー超神ネイガーTwitterで言っていたへばなの活用方法は面白いので調べてみてください。大体へばなでどうにかなります。


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 斜陽館の目の前にある産直物産館。「産直メロス」。母親にLINEを送ったら、「太宰は許可を出したのでしょうか?」返信がありました。太宰は面白がって許してくれるんじゃないかな。

 

 近くに津軽三味線会館があったので共通券を買ったので行ってみると、津軽三味線の歴史の紹介のほかに生演奏が聞けるイベントがありました。ガチです。本当にすごかった!!音の迫力がビシビシ伝わってきます。毎日やっているそうです。三味線って弦楽器ですが、打楽器でもあって面白い。1人とは思えない複雑な音の層を感じられます。

 


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 ここから斜陽館に戻ります。とにかく広い!お父さんは大地主で、国会議員もやっていた地元の名士です。いまでも津島家の地盤は盤石で、太宰の兄は青森県知事、太宰の孫は現役の国会議員らしいです。恐ろしい…。どの部屋にも囲炉裏があって羨ましい。


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 ふすままで金色です。贅の限り。ここにも囲炉裏があります。それだけ津軽の冬は冷えるんでしょうね。どれもこれも豪華さが規格外で、どうして太宰はこんなに実家が太いのに病むんだよ!っと思えてしまう。今流行りの親ガチャ的には大成功ですが、その状況で育ったなりの悩みもあるのかな。実際、実家の金貸し業とかは嫌だったらしいです。


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 田舎の資金力は仏壇に現れます。こんなに大きい仏壇初めて見ました。何重構造?京都で特注で作らせたものらしいです。黄金ですよ。三途の川をクルーズできるぐらいの資金力。


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 広い仏間の壁をこれだけ占領しているのだから、大きさに驚きます。そういえば同じ無頼派だった坂口安吾も実家が太くて、お父さんが国会議員でしたね。ただ、坂口安吾は大人になってから実家に援助された話は聞きませんが、太宰は援助されたり縁を切られたり、それでものこのこ疎開しに来たりしてた気がします。


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 昔の旅館か病院でしか見たことが無い立派な階段。撮影禁止でしたが、太宰の遺品コーナーもありました。家族にあてた手紙すら長い巻物で、川端康成に向けた4mの手紙のリアリティが増しました。姪っ子に対して書いた手紙の内容が可愛らしくて、こりゃ女の人は好きになっちゃうなと頭を抱えたりしました。

 

 太宰治の顔が好きなんですよね。偏見ですが、父親の親戚といい青森の皆さんは鼻が高くて大きい。太宰も鼻が特徴的ですよね。痩せた体躯に高身長。くしゃっと笑った写真も見かけます。はい、好き。でも好きになっちゃダメなタイプの男。でも身近にいたら絶対世話しちゃう気がする。人間失格の薬局の未亡人の二の舞になりそうです。

 

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 上から見た階段。その豪勢さが伝わると嬉しいです。

 

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 まさかの二階には洋室があります。ひええ、青森で4番目の大富豪。強い。シャンデリアまであります。なお、幼少期の太宰はここでラムネを飲んだりしてたらしい。ボンボンが!!金持ちのタイプは異なりますが、ゴールデンカムイの鯉登少尉が好きなので、彼もこんな洋室で育ったのかと思うと興奮します。


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 古い時計だなーっと思ったら「SEIKO」の文字。調べたら1880年代末の創業らしいですね。腕時計のイメージが強いので驚きました。精工舎からSEIKOになったのも今知って、己の無知加減を反省。銀座の有名なヨーロッパみたいなところの時計もSEIKOなんですね。


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 中庭に池。紅葉が綺麗でした。もうここまでくると中庭で驚かなくなってしまった。もう想像の金持ちを超えてくるので、ずっと「はーー」「お金持ちーー」しか感想が無いです。語彙力も枯れ果てました。

 

 中にはあの有名な太宰のコートが展示されており、レプリカは着用して写真も撮れます!私は恥を忍んで着ました!来るときは津軽を読んでからくると、さらに青森県が楽しめるかもしれません。私も無職になったら太宰作品を読みなおそう!メンタルが引っ張られて病まない様に注意せねば。



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 歩いて行ける太宰の疎開の家。元は斜陽館の敷地にあった離れらしいですが、斜陽館の敷地を津島家が売却する際に移築して、太宰の兄が暮らした後は呉服屋さんが買い取って住んでいたとのこと。実家が太宰の家の一部ってすごい。歩いてみると、いかに津島家の敷地が広かったか分かるので、おすすめです。


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 金木町を後にして五所川原市に戻ります。岩木山が綺麗です。稲刈りをしている人がいたり、野焼きの匂いがしてりでのどかです。でも、車に轢かれて死んだ狸を連続して2体見たので、その印象が強い。「こめ・米・ロード」という変な名前の道路もありました。


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 この写真は五所川原市にある「立佞武多館」のものです。口コミサイトで異様に評判が良かったので行ってみたら大正解!!これは建物の4階から撮影した写真です。吹き抜けにどーんとあるねぷた!しかも祭りのときは壁が開いてここから出陣するらしいです。もうそれはロボットアニメの世界なんよ。


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 青森県にはねぶたが幾つもあり、色んなところで行われています。特にラッセーラーの掛け声で有名な「青森ねぶた」と、扇状の山車で有名な「弘前ねぷた」は二大巨頭で歴史も古いです。対して五所川原の「立佞武多」は戦後行われてなかったのですが、一枚の設計図を頼りに市民たちが平成になって復活させたという新しめの祭りになります。


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 市民が自主的に始めた祭りに自治体がのかって、山車の保存も兼ねたでっかい箱ものをつくって、それもまた観光地になるという。町おこしの最高のケースですよね。それにしても本当に大きい。ライトアップもムービーもド派手。ずっと見てて飽きない!さっきからおすすめばっかしていますが、こちらも車で青森に来た時はぜひ。


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 足元のライトアップ用に、表情の違う蛙の行灯が置いてありました。これがまたとってもかわいい。持ち帰りたい。


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 五所川原市を後にして、弘前市に向かいます。夕日に照らされた岩木山が見事です。山脈ではなく、単独で存在している山に「富士」って名づけがち。道中は赤く熟れた林檎を多く見ました。先日父の実家からも林檎が送られてきたので、どことなく懐かしい。

 

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 ホテルにチェックインし、弘前の夜に繰り出します。途中、ハッピードラックというご当地ドラックストアがあって、名前が何かの暗喩のようで笑いました。気休めのウコンを飲んでやってきたのは「はすや」という居酒屋。人気店らしく満員で、予約をしてよかったです。見てくださいこの刺身!見るからに美味しそうでしょ!美味しいです!


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 メニューを見るだけでわくわくしちゃいますね。手書きメニュー大好き!なんでも美味しかったです。タラフライはほくほくだし!地元にあったら通っちゃいますね。あとから気づいたんですが、海鮮類は調理方法も選べるという拘り。

 

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 艶やかな赤がそそります。和牛のたたき。美味しくてね。もう美味しいしか感想を言ってませんが、とにかく何でもおいしいです。地元にないのが悔しくなってきた。秋田の居酒屋といい、地方都市の居酒屋巡りは最高です。


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 これ以外にも全国の日本酒を取り揃えています。具体的な感想がなく、ふわふわしてるのは日本酒を沢山のんだからです。特に弘前の地酒「豊盃」は美味しかった!帰りに市外の道の駅やスーパーで購入しようと探したんですが見つからず。必ず飲んでください。じょんからを熱燗でいただくと、肌寒い弘前の夜もパラダイスです。


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 しこたま飲んだ帰り道に見つけた赤レンガの建物。ライトアップされていて綺麗でした。二日目の写真にもありますが、弘前は古き日本と洋風で浪漫溢れる建築が残っており、とてもハイカラな土地です。出身の人も多いですし、文化的に成熟しているのでしょう。


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 飲み屋街。三連休初日ですが人はまばらです。風俗街にはキャッチの人もちらほらいましたが、みんなどことなくイントネーションが訛ってて落ち着きました。八戸の父の実家とはまた違った懐かしい響き。弘前は個人経営の店が多くあり、エッチな映画館もあったりで散歩のしがいがあります。


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 二件目はお土産で有名なラグノオ弘前百石店の上にある「ワイン食堂ラ・ペ」へ。ワインがうまい!うまいのに安い!グラスでずっと飲んでたらボトル分飲んだらしく、ボトル料金にしてくれた!チーズとレーズンがあう!


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 サラミ大好き。彼は生ハムが好き。WinWinです。これも地元に欲しい。カジュアルなイタリアン居酒屋最高!女子会にもいいし、一軒目からがっつりもいいだろうなぁ。さっきから地元に欲しいと言ってますが、田舎育ちの私の周りにそもそも居酒屋なんてない。悲しい。弘前住みたい。帰って風呂入って爆睡しました。濃厚な一日目おわり。



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 泊まったホテルは弘前城の目の前、「弘前グランドホテル」です。古いけど綺麗だし、安いのに朝ご飯もついてくる。頑張って起きて、市内観光へ。まずは弘前城に向かいます。


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 道中にある弘前市役所。大きい!今日もいい天気です。色味が渋い、古い建築に擬態したローソンがありました。京都とかでもよく見るよね。


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 春になったら桜がきれいなんだろうなぁ。私が高校生の時、父と弘前十和田湖奥入瀬観光をしたのは夏だったので、いつか春の弘前を見てみたいです。


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 弘前城。昔訪れた時より堀への距離があるなぁと思ったら、大規模な石垣修理のために70m動かしたとのこと。天守閣って動かせるの??


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 書いてあった説明書き。100年ぶりらしいんですが、どうやら昔も天守閣を動かしたというのだから、どうなってるんだ。可動式天守弘前城。ロボットかな。でも重いねぶたも動かすから、慣れてるのかな。


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 あまり青森に地震のイメージはないのだけれど、しっかりと鉄骨で耐震強度が保たれていました。このあと天守閣を登ったのですが、急な階段に降りるときはおばさんみたいなへっぴり腰になってしまった。恥ずかしい。


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 弘前城からみた岩木山。市内どこにいっても綺麗に見える。ここら辺の学校はみんな校歌に岩木山が登場するんだろうか。何度見ても立派。迫りくる立山連峰もいいですが、堂々とそびえる岩木山も素敵です。


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 弘前市のご当地ゆるきゃらっぽい生き物。凛々しい表情と眉毛に反して、兜に天守閣をのっけちゃうのがお茶目で可愛らしい。


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 天守閣を動かしちゃうぐらいの大工事中なので、門もこの写真以外は修繕工事中でした。弘前城弘前公園の敷地にあるんですが、木々が生い茂っていて気持ちがいいです。私はギリギリ9時前に入場したので、無料で有料区間をみることができました。


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 道行く人がみんなスタバを片手に持っていたので、調べたらこんなオシャレなスタバが!アップルパイを推していました。さすが、市内アップルパイマップというパンフレットまで作っちゃう弘前市


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 まわりにならって私も購入。これで都会人っぽいぞ!東京っぽいぞ!っと息巻いていたら、連れの東京出身者に「これこそ田舎臭い行為」と馬鹿にされました。徒歩で行けるスタバは都会にしかないんだ!あとはジャスコの中にしかないんだ!分かるか!持って歩けるんだぞ!!


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 市役所前のアップルポスト。マジで林檎推し。帰り道で運転していたら、ガードレールが林檎になっていたところもあった。農協の建物も市民ホール的なのもりんごかアップルとつく。林檎に支配されている。

 

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歩いてたら見えた青森銀行記念館。戦争で焼けてないのがいいねぇ。どーんとしたただずまい。弘前で初めて洋風建築を手がけた堀江佐吉の作です。斜陽館もこの人の作。


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 入館無料だった旧弘前図書館も堀江佐吉の作です。凄い。文豪とアルケミストというゲームをやっていたので、私の司書はこういう建築で働いて欲しい。なお、刀剣乱舞をやると大きい日本建築は全部私の考える最強の本丸になります。余談でした。


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 内装。アーチ状の机が可愛い。 


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パステルカラーのグリーンが爽やか。なんだか病院のようですね。脳内にいるシルバニアファミリーを住まわせたくなります。


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歩いてたらあった建造物。中はカフェのようでした。綺麗な色使い。

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昼間の弘前の繁華街はこんな感じで人気がないです。行き忘れたんですが、地元の百貨店の前は活気がありました。

 

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 弘前と言えば、太宰治の高校があるということと、シソンヌじろうさんの地元であることを忘れちゃいけません。なんかの記事で美味しいと言っていた戸田うちわ餅店へ。優しい店員さんに見守られて無事購入。県外からもたくさんの人が買いに来てるらしいです。じろうさんのサインもある!

 

  シソンヌのいい所は、ああ見えて2人とも180cmを超えているところです。チョコンヌとしてチョコプラと並ぶと、あれ?じろうさんおおきいぞ?って2度見します。

 

豆大福、うちわ餅(ごまだれ)、串もち(黒蜜だれ)の3種類を購入。餅が柔らかくて美味しかったです。実家にもお土産で買っていきましたが喜んでました。ごまだれはマツコの知らない世界でもやってましたが、東北が主流らしいですね。私は味としては、くるみ餅とごま餅が好きです。

 

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 弘前に来たのでアップルパイを食べたい。地元のケーキ屋さんに行ってみよう!パティスリーヴェルジェに寄って購入しました。写真は家に帰ってから食べた時の写真。りんごが美味しいのはもちろんのこと、生地もバターたっぷりで美味しい!!生菓子も多くあり、賑わっていました。


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当日も食べたかったので、弘前公園近くの可否屋葡瑠満に。こーひーやぶるまんと読みます。メニューが特徴的でかわいい。


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 かわいいカップにこだわりのコーヒー。そして手づかみで頂くアップルパイ。サクサクで美味しかったです!念願叶って嬉しい!!私が入ったときでテーブル席は満席でした。かなりの人気店っぽいです。


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 アップルパイも美味しかったのですが、このチーズケーキが絶品でした!!上に乗ってるのは口直しのあんずです!店員さんも優しくて、お店の雰囲気も良くて、ああ!地元に欲しい!って今回の旅何回目か分からない言葉を呟いてました。


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弘前の町。目の前の古いビルはまさかのラーメン屋。古き良き場所でした。また美味しいものを巡りたいなあ。

 

弘前を後にし、八甲田山に向かいます。途中田舎館村の道の駅によって、お土産のラグノオのりんごスティックパイと地元の方手作りのりんごジュースの瓶を購入。田舎館村というのは平成の大合併とかで出来た地名かと思ったら、随分昔からある地名でびっくりしました。

 

本当は八甲田山のロープウェイに行きたかったんですが、ロープウェイに到着したら人が閑散。どうやら、1時間前に頂上の強風のため運行中止とのこと。明日は低気圧が来ることから、今後も動く可能性は低いとのこと。残念!

 

  映画八甲田山は見たことないのですが、豪雪地帯ですからね。山です。風も強い。仕方ない。気を取り直して酸ヶ湯温泉に向かいます。


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  駐車場が満車で、車道に止める人までいて大変でした。しかし!案内のおじさんと空きますかねーって話してたら、見事目の前が空いた!嬉しい!ロープウェイで昇った人達が、ハイキングで酸ヶ湯温泉に下ってくるらしく、JRバスもあり大混雑でした。

 

  写真はありませんが、軒先でおでんに生姜味噌をかけて食べました。併設の食堂は満席で諦めました。お腹になにか入れとかないと、湯あたりを起こしてしまうからね。

 

  酸ヶ湯温泉は小学生の頃一度行きましたが、濃い硫黄の湯と大浴場が混浴なことで有名です。小さい湯船は男女別であるのですが、この混み具合だと混雑してそう。気合を入れて混浴に挑戦しました。

 

  しかし、そろっと混浴部分を覗いてみると男の人が溢れており、男と女は湯船に線を引いて別けられているはずなのに、おじさん達は女の方にも平気でいます。あとみんな女湯の脱衣所の方を見てて怖かった。 

 

  入ると湯船用の服を着た女性が衝立の影(男湯からは死角)におり、話を聞くと「彼氏と合流する予定だが怖くて無理だ」との事。私も同じだったので、ここにいよう!無理だ!無理に行くもんじゃない!と意気投合。

 

  先に入ってたおばさんも、「女の方に入ってるおじさんはさっきからずっといる!危ないからここにいなさい!」とのことで、初対面の女性陣は男が怖いということで意気投合。話は青森旅行と行ってよかった温泉の話題に。

 

  次に来たおばさんは「ここに三泊泊まってて東京から来たの。年に何回か来るけど本当にいいお湯よ」と教えて貰った。高齢な女性とその娘さんが介助してた時は、みんなで「そこは段差よ!お湯が白いから見えないけど気をつけてね」「ちょっと床が滑るからゆっくりねー」と声がけしてました。

 

  初対面一期一会全裸の女の友情。おばさん達は「私たちはまだいいけど、あなたみたいに若い人は守らないとね!」と壁になってくれたり。感謝。

 

話しすぎてのぼせましたが!脱衣所でも「さっきはどうもー」とあたたかい雰囲気で、とても良かったです!今度は宿泊して、女性専用の時間に入浴したいですね。

 

 ぽかぽかで八甲田山を後にしました。高速に乗る前に、地元のスーパー「ベニーマート」でお惣菜を買って帰りました。これが美味しい!鯖寿司と、はんぺんに納豆を挟んだフライ、黒石焼きそばに唐揚げを買ったんですが美味しい!また何回目かの地元に欲しいを呟きました。今回は買えませんでしたが、お肉や魚も力入れてた。亀吉という日本酒も購入。


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 高速に乗る度に毎回食べてるカツカレー。どこでも揚げたてのカツにはハズレがないです。頑張って帰りました。いやー疲れた!翌日は爆睡でした!!!

 

  巡り合わせが良くて、本当に良い旅でした。特にご飯は全部美味しい!!父方の家系は高血圧なので、しょっぱかったらどうしようと思ってたらふつうに美味しい!!美味しすぎてびびる!!

 

 弘前、また行きたいです。今度は白神山地とか十三湊とか行きたい。でも青森市でも飲みたいな…。秋の弘前はすごい良かったです。みなさんも行ってみてください!!車がおすすめですー!!!

 

 

 

  旅行の記録に8000字も書きました。2日目からはスマホだし。長くてすみません。ここまで読んでくれた人はありがとう!こんだけ書くぐらいには楽しかったんです!!!!