お疲れ様です。有機栽培です。
最近暑すぎて、サンダルや日傘を段階的に購入しています。東京の夏が熱いのか、今年だから暑いのかはよく分かりませんが、日焼け対策をしろと職場の人たちに熱心に説得されたので、日焼け止めを塗る毎日です。
そんな灼熱な日、欲しくなるのはクーラーとビール。なので、上野方面にお出かけしてきました。
まず向かったのは御徒町にある、大興という町中華のお店。かなりの有名店らしく、11時に向かった時は、1組並んでいました。昼から飲んでいる人も多く、ちょっと待って入店。並んでいる間に後ろに何組かいたので、人気なのが窺えます。
夏の暑い日に昼からビールと中華ってのは、幸せなことです。昨日念願のエリックサウスでビリヤニを食べて、今日は中華。夏になると辛くて油っぽいアジアの料理にときめいてしまう。この餃子も大きくて美味しかった。
クチコミで美味しいと書いてあったゆで鶏。冷たいものを想像していたら、暖かいスープに浮かんだタイプのものが出てきて新鮮でした。あっさりしているけど、柔らかくて満足できるお味。
パクチーが苦手なんですが、載ってかたのでせっかくだからと一緒に食べたらなかなか美味しい。他にも、スピードメニューのようなとりもつはビールが進むし、五目チャーハンも美味しかったです。
坦々麺はあまり辛くなく。むしろ練りゴマのポタージュのような濃厚なスープがとても美味しかったです。慣れ親しんだはずが、はじめて食べる中華料理が多くて楽しかった。メニューも沢山あるので、ぜひまた行こうと思います。
御徒町から東京国立博物館まで、コンビニのアイスコーヒーを飲みながら向かったんですが、あまりの暑さで氷が溶けました。じりじりという効果音より、ジュワッて効果音の方が似合うような日差し。東京国立博物館に着いたらすぐ休憩しました。命を奪う暑さをしている。
この古代メキシコ展。珍しく全て撮影可能になっています。私も含めて日本人は古代メキシコに詳しくないということが前提にあるのか、説明もやさしくて分かりやすかったです。
ドクロ。小学生大歓喜。基本的に古代メキシコは生贄とトウモロコシと水の神様が重要なんだなあって印象でした。マヤでもテオティワカンでもインダスでも、根本的な文化は変わらなさそう。主食と水と宗教は大事だもんね。でも、湖の上の島に文明を作ったのはちょっと凄い。
どこの国でも大きな貝は楽器になる。
ちょっと間抜けな感じがかわいい鳥。何回か展示物の説明に「トウモロコシ神」という文字を見て、大事すぎて神様に位を上げちゃったのが面白かったです。日本でいう豊穣の神なんでしょうけど、トウモロコシってのが面白い。なんなら、トウモロコシモチーフの頭飾りを被った男性の像があったりした。レキシのライブに近い。
体育座りやあぐらで座っている巨像も多かったです。これは、供物を上げる祭壇らしい。古代メキシコは儀式を重んじていて、生贄もその一環らしいんですが、卑しい人や敵をいけにえにしてたのかた思っていたら高貴な人も生贄になったらしい。
難しい。でも捕虜の絵や石像もあった。生きたまま心臓をえぐるためのナイフもあった。像とか絵とか見てると、人間の顔は精巧な作りなんですが、身体にはあんまり興味が無いのか簡略化されています。金属細工も苦手だったのか、周りの地方の方が上手。でも、心臓だけめっちゃリアルなんです。左心房とかわかる。きっと、心臓をよく見ることがあるから、あれだけ丁寧に作れたんだろうなと思うと、生贄文化の身近さに気づけました。
辰砂に埋もれて発見された完全体のミイラ、赤の女王の装飾品をありました。完全な形で出てくると、当時の人の身長や文化とか色々わかるから、見つけた時は研究者は大喜びだったんじゃないかな。
移動して日本橋三越に来ました。ちょうど隅田川花火大会の日で、まだ16時ぐらいなのに浅草行きの銀座線は満員のようでした。4年ぶりの夏祭りなら、大学生は絶対行きたいよね。
帰宅。この前テレビ千鳥で見た、「1品だけデパ地下」と似たようなことをしたくて、ちょっとだけ贅沢しました。でも遅い時間に行ったからか、あまり品が残ってなかったです。なんなら土用の丑の日のせいかうなぎばっか売ってた。うなぎは高い。
ローストビーフもクリームコロッケも美味しかった。KALDIで買った生ハムとカマンベール、安い赤ワインで乾杯です。
そしてデパ地下ですっかり疲れ果てた私は、早めに寝ました。この灼熱の中、よく家まで帰ったよ。ほんと、夏の生贄にはなりたくない。
おまけ
食べかけだけど、桃です。福島の桃です。今年もとっても美味しいので、スーパーで見かけたら食べてください。桃食べて顔を顰める人はいません。
