夏さ、また。

日々のことを、だらだら書いてるだけです。

新江ノ島水族館と鎌倉覚書日記

先日江ノ島と鎌倉を旅行した。江ノ電が走っているので移動しやすいのが助かる。雨の日に行ったのだが、波が高くてもサーファーと観光客の足は海へ向かうのだろう。電車から見える道は車が渋滞していた。そして海岸線の食事処はどこも混んでいたのは盲点だった。

 

時折強く降る雨と風に脅え、余り口コミがないイタリアンに飛び込んだら大正解。1800円で前菜とパスタ、セットドリンクに白ワインが選べるコスパ優勝のお店でした。大満足。

 

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いいことがあると悪いこともあり、夕方から向かった鎌倉は食べ歩きのお店が殆ど閉まっていた。酒屋併設の角打ちも早い時間に終わってしまった。飲み屋を探すも、観光客は夜の鎌倉にいないのだろう。歩けども駅の近くに丁度いい居酒屋がない。同じような夕食難民であろう大学生グループの後ろを追っていたが、足が疲れてしまい、名物というメンチカツだけをそそくさと胃に収めて帰ってきてしまった。昭和のバラックのような常連しかいない穴倉のような丸七商店街も覗いたけど勇気がなかった。次回は立ち食いの焼き鳥に行ってみたい。

 

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収穫もあり、遅い時間だから入れるかと一縷の望みをかけ、気になっていた中華系の居酒屋に電話したら席がご用意できるとのこと。こっちは移動で空腹が増長され、胃液の酸がせり上がってきそうな気持ちだ。しかも大雨でサンダルが濡れて、きゅぽきゅぽと間抜けな音を立てる。

 

待望のビールで乾杯。何食べてもおいしくて、食べすぎましたね。よだれ鳥はスパイスが具材としてのっていて食感がいい。餃子は大きめで味が濃い。エビマヨは揚がったエビに濃厚なこってり甘酸っぱいソースが絡んでいる。〆の汁なし担々麺までノンストップで食べました。おなかいっぱいできつかった。幸せ!

 

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アザラシと鳩サブレー。サブレじゃなくてサブレーなんだって毎回思っては記憶せず忘れていく。パステルカラーっぽい黄色が華やかで好き。なのに落ち着くのは紙のぬくもりなのかな。

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鎌倉=鳩サブレー鶴岡八幡宮のお参り前に本店に立ち寄って、限定の鳩グッズを購入するのがお決まりの流れ。基本ダジャレばかりなのは発売当初の鳩サブレーが日本人に馴染みがある音だからと鳩三郎という愛称をつけられたからだろうか。ポッポーチしかり、鳩っといて(付箋)、ハトカー(パトカー)だったり。鳩だったらなんでもいいのかな。大人が会議室に集まって真剣に選んだのかと思うと面白い。

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前に訪れた時は大きな鳩のワッペンがついたジーンズ生地のトートバックと、今治タオルのハンカチを買った。真っ白なハンカチは新品のころ、彼氏が友人の結婚式に参列する際に持たせた。お祝い感がある。白い鳩だし。

 

今回は鳩サブレーそっくりな等身大サイズの手鏡を購入した。名前は鳩妻鏡。由来は源氏の活躍を記録した吾妻鏡から。さすが鎌倉、源氏のお膝元なのでしっかりなぞる。

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行った日が8/10でハトの日らしく、ちょっと安く鳩サブレーが購入出来てラッキーだった。大人になってから自分の成長とともにお菓子が小さく感じることがある。でも鳩サブレーは毎回「こんなに大きかったっけ」「厚みがあったっけ」と首を傾げるほどのボリュームだ。裏面を見ても材料はシンプル。小麦砂糖バター卵に膨張剤。膨張剤はベーキングパウダーみたいな膨らし粉だと思えば、家でクッキーを作るときと材料はほぼ同じ。素朴な甘さがいい。

 

関東に越した従妹がお土産によく買ってきてくれたが、神奈川と東京でしか買えないと知ったのはずっと後になってからだ。いつか大きな黄色い缶が欲しい。

 

職場の人に教えてもらったが、鳩サブレーの会社が作っている色んな種類のクッキーが詰められたクッキー缶が売られているらしい。銀色の箱に、鳩のマーク。いつか手に入ることはあるのだろうか。ついでに、新宿伊勢丹で開店時に並ばないと買えないクルミっ子を購入することはいつかできるのだろうか。鎌倉の甘い手土産は、希少価値が高すぎる。


アザラシを定期的に摂取したい。海のワンコことアザラシ。もちもちのフォルム、愛らしい瞳、人懐っこい挙動。アザラシミサイルと呼ばれる、同じ場所をぐるぐると速いスピードで気持ちよさそうに泳ぎ続ける姿を見ているだけで癒される。

 

でもたまに、ちょっと変なアザラシがいて、見ていて飽きない。新江ノ島水族館の小さめのアザラシはマイペースだった。同じパターンの行動を繰り返すのだが、それがかわいい。

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まず、人から頭を隠すように水槽の床で丸くなる。微動だにしない。次に水槽のガラスと岩の間にめり込む勢いで挟まりにくるのだが、ガラスにお腹をあてて立って寝る。頭をむいむい動かしているのでベストポジションなんだとおもうが、何故か立つ。短い手はきゅっとお腹に沿わせ、目をつむっている。気持ちがいいのか口角は上がっていて穏やかだ。

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最後にズルズル落ちてきたら水面に上がり、鼻をガラスにぎゅっとあてて浮く。このしぐさがとてもかわいい。しかもまだ眠ることを諦めていないので目は閉じている。ただ鼻を抑えても流れる波には抗えず、ぷかぷかと浮きながらながれていく。そしてまた床に潜って丸くなって寝る。これを3回以上繰り返していた。

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この子の名前はわからないけど、あなたのためにえのすいにまた来たい。帰り際に餌やりを見ることができたのだが、トレーナーの方との練習で、水槽のガラスにぎゅっと顔を押し当てては戻っていく技を披露していた。周囲からはかわいい~の声。もしかして、この技の自主練だったのかも。それにしてはずっと寝てたけどね。

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エコーをとられたり足びれを触られているときの、べったり床になげやりに寝ているアザラシも好きです。されるがままでかわいい。

 

以下、新江ノ島水族館の写真たちです。クラゲが沢山居ました。

 

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ウツボの昼寝
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説明が面白かった。
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イルカの水量より、後ろから発射される水噴射に悲鳴をあげる人間たち。ショーの練習を間近で見れて嬉しかったです。

 

 

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