酔うとやってしまうこと、コンビニによってお菓子とチューハイを買ってしまう。メンツはいつも決まっていて、氷結無糖レモンのロング缶はマスト。厚切りのポテチはのり塩かうすしお。イカとのりのスナック菓子の時もある。もっとお腹が減ってると、カップ麺やアメリカンドッグがノミネートされる。
夏になると、そこにアイスが入ってくるが食べることがあんまりない。買った時の高揚感を超えない。そのまま冷凍庫の肥やしになり、ラップした熱々のご飯に干渉されて溶けては再度冷凍されている。スーパーでハーゲンダッツが安売りされてることに喜んでたら、3つのハーゲンダッツと年を越した。まだ冷凍庫で寝ている。味も被ってマカダミアだ。
なんでこんなにアイスを食べないのか。健康志向MAX時代の母親がアイスを買ってくれなくて、食べる習慣がないからだと思う。スナック菓子・コカコーラ・味の素を憎んだ母親は、アイスも買ってくれなかった。食べれるのは凍らせたバナナと、薄い味のポッキンアイスのみ。31のアイスケーキを誕生日に食べてた金持ちの子が羨ましかった。
そんな親は大学進学で私が家から居なくなった後、アイスの美味しさにドハマリしてた。帰省する度に冷凍庫に入っているバニラモナカを見て、歯がゆい気持ちになった。
でもこの理論で行くと、子供の頃に買って貰えなかったスナック菓子が大好きな私に矛盾が生じる。アイスもコーラもチョコレートも、買って貰えなかったから、嫌いじゃないけど買わない食べない選ばないのはわかる。でもポテチは大好きだ。ポテチはずっと食べていたい。
次に、アイスを食べるのが下手というのもある。いつも早めに食べたり飲んだり、豚のように吸い込んでいくのだが、アイスだけはゆっくり食べる。舌の動きが鈍いのか、一口でそんなに食べれない。ちんたらしているうちに溶けて手が汚れる。それが嫌で食べないのではないか。
しかし、カップのアイスは別に溶けても液体に戻るだけだ。これも矛盾が生じる。なにゆえアイスを食べないのか。知覚過敏か。スプーンを出す面倒くささか。職場の人は新作のアイスに詳しくて、毎日食べたいと言っていた。人の心を掴んで離さないアイス。何故私の生活に組み込まれない。
唯一、アイスを食べることがあるとするならば、人といる時だと思う。飲んだあとの公園の芝生で、だらだら座って食べるクーリッシュ。オフィス街の木漏れ日の下で食べるまるで〇〇なアイス。友人たちと温泉旅行に行った時、部屋で食べたいちご味のハーゲンダッツ。コンビニの棚をぞろぞろと眺めて、腹いっぱいだからパピコ分ける?と声をかける。
家の外でアイスを食べる時、幸せな記憶と結びついていることが多い。楽しくて話したくて、もっと話そうぜって無言で約束する証明として、アイスを買いに行こうぜって誘い合ってる気がする。そして、アイスを食べきってもだらだら取り留めのない話をしている。満腹でも酔っていても、体内にするりと吸収されるのがいい。
買って冷凍庫に入れてしまうから、忘れて年を越してしまう。アイスの旬は購入時。楽しくて食べたくて買ったのだから、その時に食べるのが一番美味しい。冷凍焼けする前に、選んだ意識があるうちに責任をもって食べないと。
あと期間限定味を買う勇気を持って欲しい。年中バニラ味と果物味しか買わないのは、たまにしかないアイス機会を失敗したくないという気持ちが全面に出すぎている。この前食べた杏仁豆腐のアイスが甘ったるくてそんなにで、またアイスから遠ざかってる。杏仁豆腐系って全部美味しいんじゃないの。KALDIは美味しいのに。
今気になっているのはブルガリアヨーグルトのアイス。凍らせたヨーグルトは、アイスを買って貰えなかった時に食べていた。嫌な思い出のトリガーにならないか不安だ。アイス寄りの味だといいな。
今週のお題「アイス」