夏さ、また。

日々のことを、だらだら書いてるだけです。

引っ越しました(上京)

お久しぶりです。有機栽培です。

 

前々から匂わせておりましたが、転職を機に東京に引っ越しました。2週間ほど経ちましたが、東京は賑やかで慣れませんね。

 

三月のライオンという漫画の由来になっている、「3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去っていく」という言葉がありますが、この怒涛の日々も早く落ち着くことを願うばかりです。

 

1月に家を探し、2月に地元のニトリで日用品を買い漁り、3月に引っ越して、1週間後に転職先で働き始めました。怒涛。

 

とにかく引越しが大変でした。家にたくさんのダンボールが届くのを、一つ一つ開けては設置して片付ける。果てしない作業に心が折れそうになりました。しかも、荷物を引っ越した翌日に手配していたので、初日の布団がない。泣く泣くニトリに買いに行ったら、持って帰るにはギリギリの重さで、ひいひい汗を流しながら帰りました。

 

こういう時に限って、東京の気温は例年並より高いという。私は北の方の田舎からやってきたので、すぐに冬用コートとヒートテックを片付けました。

 

あと、ベッドを組み立てに来たニトリが手配した配達員の態度の悪さにぽっきり折れたり。配達員がずっと仕事の愚痴ばかり言い、2人組で来ると聞いていたのに一人でやってきてただただ恐怖を感じ、この前ようやく人生初のクレームのメールを送った次第です。

 

引っ越して3日後に彼氏が手伝いに来てくれたのですが、とにかくそれまでに「部屋」という体裁をとりたくて、必死にソファまで組み立ててました。偉い。彼氏のお手伝いもあって、何とか今では部屋の中は落ち着いております。

 

キッチンもかなり狭かったので、ガスコンロの周りにAmazonで購入した棚を配置しました。家を決めた時にまだ入居されている人がいたため、内見ができなかったのです。そのため、押し入れの中の収納ケースやテレビ台を追加購入しました。

 

おかげで、今月と来月のカードの支払いは見たことない金額になってます。ここ数年公務員で働いた貯金を全て放出しているような気がします。

 

なにせ、私は大学時代4年間一人暮らししてました。6畳の監獄(友人談)にいたものですから、今回の8畳は天国のよう。その上、色々勝手も不満も分かってますので、最低限のちょっと上の生活を目指しました。結果、金に糸目を使わなくなって、こだわりの強い部屋になりました。やってしまった。

 

いい例ですと、家電は国産メーカーを展示品で揃えたり。学生時代のHaierの洗濯機の騒音へのトラウマです。でも、おかげで楽な暮らしをしております。Panasonicも日立もありがとう。目指せ、丁寧な暮らし。

 

でもベッドした収納は数センチ足りずに入らなくて、電車に乗ってダイソーに行き店員さんと「こたつのあし」を探したり、今も中ぐらいの皿がなくて難儀したりしてます。

 

そういえば、人生初の定期券を買いました。自転車と徒歩と自家用車が全てだったので、使い方がイマイチ分からず。何故かPASMOを買ったのに、通勤初日はSuicaから勝手にお金が支払われます。調べたら、カードをちゃんと登録しないといけないらしい。ちょっと損しました。

 

早寝早起きも始めました。朝6時半に起きて、軽いストレッチをして弁当を詰める。朝ごはんを食べて、出勤。健康そうに見えますが、便秘を治すためにヨーグルトや牛乳を飲み始めたら、電車に乗る直前にお腹を壊したりしてます。お腹へのテロ行為やめて。

 

電車も、何故か遅延がおおくて思い通りにつきません。それでも何とか頑張っています。おじさんの前に立ってみるんですが、全くおじさんが降りる気配がなくて足に限界を迎えたり。格好いい革靴を買ったのに、靴擦れは止まらないし。

 

フォロワーさんと初めてあって、人生初のマルイへ行ってコートと傘を買ったぐらいしかうまく行きません。すごく優しくて、東京という孤独を突き詰めた土地が、ふわっと和らぎました。しかし、泥酔して目が覚めたら電車を乗り過ごして知らない土地にいました。終電もないので、始発までカラオケで過ごしました。2週間で何やってるんだって話です。恥ずかしい。

 

この反省を踏まえて、この前あった会社の歓迎会は立っていることで寝過ごすことを防ぎました。睡眠が命取り。この歳に恥じない行動をしていきたいです。

 

職場も今のところは事務は女性が多くていい感じなのですが、上司がちょっと難ありなのと、お局様がいるらしいので、そこが懸念点です。まあ!経験積んで、35歳までに転職すればいいからと思ってます。もう一度転職したのだから、嫌なところで我慢する必要もないと思うのです。

 

今日は沢山歩いたり、電車に乗ったりして高円寺までやってきました。芸人さんが多いと言われるところ。有名な純情商店街を見たり、居酒屋やホルモン屋が多くて、大学生だったら通ってたなあと思いました。本屋もよかった。

 

今、雑誌に載ってた喫煙可のカフェで休んでいます。ジッポをカチカチして格好つけてる大学生風のカップルや、寒いのにアイスコーヒーを飲んでる読書青年を眺めながら、このブログを書いております。

 

散歩をしていると、魚屋も肉屋も花屋も沢山ありました。駅から離れると一軒家もマンションも、SECOMをしている豪邸やちょっとボロいアパートもありました。

 

全員他人だけど、話しかけることもないし、人生が交わることもない。それなのに、人間が沢山集まって生活している。この不思議な、土地と空間しか共通点のない、悪意もない無害な人が沢山いる感覚。これが東京なのかというのが、上京2週間の印象です。

 

これから、一人で暮らしていきます。色んな駅で降りてみたいし、展覧会もたくさん行きたい。まだ、興奮で孤独の足音に気づいていないのが幸い。一人なのに、妙に過ごしやくて嬉しいです。  

 

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花を飾りました。絶やさずに、自分だけを見つめすぎない、そんなゆとりを持って暮らしていきたい。花を買う余裕だけは、保ちたいところです。